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産業・経済
2016年11月11日(金)9:05

砂川兄弟が快挙/県農業者会議

啓さん最優秀、寛希さん優秀賞


県青年農業者会議で最優秀賞を受賞した砂川啓さん(前列右)と優秀賞の砂川寛希さん(同左)=10日、県宮古合同庁舎

県青年農業者会議で最優秀賞を受賞した砂川啓さん(前列右)と優秀賞の砂川寛希さん(同左)=10日、県宮古合同庁舎

 2016年度県青年農業者会議がこのほど、県男女共同参画センターてぃるるで開かれ、宮古地区代表の砂川啓さん(26)が意見発表の部で最優秀賞、砂川寛希さん(34)がプロジェクト発表の部で優秀賞を受賞した。2人は兄弟。10日の報告会では、それぞれ受賞の喜びをかみしめた。

 同会議は、県下の青年農業者が一堂に会し、知識や技術を交換して農業の担い手としての資質を高めることが狙い。県農林水産部と県農業青年クラブ連絡協議会が主催している。

 意見発表の部で最優秀賞に輝いた啓さんは、父の寛裕さんのもとで働きながら農業の技術を習得し、2014年度に独立。現在就農3年目を迎えている。

 発表では、寛裕さんの言葉に支えられながら取り組んだ農業を振り返り、その喜びと苦悩を語った。「何度も投げ出したいと思った時期もあったが、『継続は力なり』の父の言葉に励まされた」と語った。

 一方の寛希さんは「クラブで挑む!経営管理」と題して発表。農業経営の安定化に向けた青年クラブ員の取り組みをまとめた。

 2人は10日、県宮古合同庁舎を訪れ、県宮古農林水産振興センターの植田修所長に受賞を報告した。

 啓さんは「ここまできたら上を目指そうと思って発表した。次の九州大会でも上を目指したい」と意欲を話した。寛希さんは「この賞は、私一人ではなくクラブ員の賞。喜びを分かち合いたい」と話した。

 植田所長は「兄弟で素晴らしい成果。九州大会でも頑張ってほしい」と上位入賞に期待を込めた。

 九州大会は来年7月ごろに熊本県で開催される。


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