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政治・行政
2017年1月12日(木)9:06

下地敏彦氏の3選へ気勢/総決起大会

2期8年間の実績強調


大勢の支持者が「ガンバロウ三唱」で気勢を上げた総決起大会=11日、マティダ市民劇場

大勢の支持者が「ガンバロウ三唱」で気勢を上げた総決起大会=11日、マティダ市民劇場

 任期満了に伴う22日投開票の宮古島市長選挙に出馬を予定している現職の下地敏彦氏(71)の総決起大会(主催・同氏後援会)が11日、マティダ市民劇場で行われた。大勢の支持者らが参加し、下地氏の3選に向けて気勢を上げた。下地氏は2期8年間の実績を強調。今後予定されている大型プロジェクトの計画を紹介し、「継続は力なり。もう一度、宮古島の活性化へ皆さんと共に頑張りたい」と市政継続へ支持を訴えた。

 舞台には▽将来を見据えた大型プロジェクトの推進▽一括交付金を効果的に活用し将来基盤が整う島づくり-など10項目の政策を掲げた。

 登壇した下地氏は、大型クルーズ船の専用バースの建設や、市スポーツ観光交流拠点施設(全天候型ドーム施設)の完成、新図書館、博物館などの建設を挙げ、「市民の生活に直結した事業を着実に進めていきたい」と強調した。

 「経済を活性化させること。教育、医療、福祉なんであれ、活性化しなければ進展しない。ただ、単にあれをやります、これをやりますだけではだめ。財政の裏付けがあって初めて政治や行政というのはしっかりとできる」と述べた。

 後援会長の中村貢氏は「世界中が不安定な情勢を迎えている。その中で、われわれは強いリーダーを求めている。安定と市政継続とさらなる飛躍を下地氏に託そう」と呼び掛けた。

 衆院議員の西銘恒三郎氏は「どうしても下地氏に宮古島市の街づくりの総仕上げを頑張ってもらいたい。沖縄県の課題となっている子供の貧困問題の解決や、さまざまな業種の所得向上は下地氏の行政手腕が大きいと確信している」と述べた。

 自民県連の照屋守之会長は下地氏を推薦した理由として実績と国、自民県連との連携、4年間の期待を込めたと強調。「推薦を出すのは大きな責任を伴う。政府、国も含めて下地氏を応援するということだ」と語った。

 参院議員の今井絵理子氏、南城市の古謝景春市長、宜野湾市の佐喜眞淳市長、石垣市の中山義隆市長が激励のあいさつを行ったほか、衆院議員の下地幹郎氏がメッセージを寄せ支持を表明した。

 最後は青年部長の宮里敏彦氏、佐久川直人氏、友利博明氏が音頭を取り「ガンバロウ」でこぶしを突き上げて総決起大会を締めくくった。

 下地 敏彦(しもじ・としひこ) 1945(昭和20)年12月10日生まれ。71歳。宮古島市平良出身。琉大理工学部卒。県農林水産部次長、県宮古支庁長、旧城辺町助役、宮古市町村合併協議会幹事長、県漁業協同組合連合会代表理事会長などを務めた。09年1月25日の宮古島市長選で初当選。2期目。


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