04/01
2023
Sat
旧暦:2月11日 赤口 己 
政治・行政
2017年3月1日(水)9:01

ファミマ全店にAED

宮古島市が購入、設置/覚書交わす


覚書書を交わす下地市長(中央)、棚原部長(右)と会見に同席した市消防本部の来間克消防長=28日、市役所平良庁舎

覚書書を交わす下地市長(中央)、棚原部長(右)と会見に同席した市消防本部の来間克消防長=28日、市役所平良庁舎

 宮古島市が一括交付金を活用して購入した自動体外式除細動器(AED)を市内のファミリーマート全18店舗に設置することが決定。下地敏彦市長と沖縄ファミリーマートの棚原洋営業第一部長が28日、市役所平良庁舎で会見を行い、同事業について発表するとともに、覚書書を交わした。

 市では、24時間営業のコンビニエンスストアにAEDを設置し、市民や観光客らが容易に使用できる環境を整備することで安全安心なまちづくりを推進することなどを目的に、今年度から2020年度までを計画期間とする救命処置普及強化支援事業を実施。初年度にAED18器を購入し、市内のファミリーマート全店に設置するとともに、毎年度、救命講習普及支援員を3人ずつ委託し、各種救命講習会の普及強化を行う。

 全体の事業費は1849万5000円で、一括交付金を活用。市の負担分は369万9000円。

 会見で下地市長は「ファミリーマートにAEDが設置されることで、救急車が到着するまで誰でもAEDを使用して迅速な救命措置が行えることになる。救命術の向上に取り組み、市民はもとより観光客ら来訪者が安全安心して過ごせるまちづくりに努めていきたい」との考えを示した。

 棚原部長は「AEDを設置することで一人でも多くの人命救助に結び付けることができればと考えている。ファミリーマートは今後も地域住民が安全で安心して暮らせるまちづくりに積極的に協力していきたい」と語った。

 市が購入したAEDを民間事業所に設置するのは今回が初めて。設置作業は同日中に行われた。


カテゴリー一覧

観光関係

2023年3月22日(水)9:00
9:00

目指せ、海洋ごみゼロ

ホテルに回収ボックス/宮古ブループロジェクト始動   市民や観光客が拾った海洋ごみを、ホテルに設置した専用ボックスに集め、市が回収するまで一時保管する取り組みが始まった。海洋ごみゼロを目指す「未来に残そう宮古ブループロジェクト」で4社が協力している。…

2023年3月22日(水)8:57
8:57

満員の観客、演舞で魅了

琉球國祭り太鼓 宮古支部自主公演   琉球國祭り太鼓宮古支部による自主公演「ぶどぅれ!」が19日、伊良部公民館で開催された。会場には用意していた椅子が足りなくなるほどの多くの観客が来場。出演メンバーらは勇壮で力強い太鼓の演舞で観客を魅了した。 今年度…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!