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2010年5月26日(水) 13:47

川満 フミさん(93歳)(伊良部字池間添)

川満 フミさん(93歳)(伊良部字池間添)

川満 フミさん(93歳)(伊良部字池間添)

手縫いでおしゃれ  若い時から自分の着物は、かすり模様の反物で仕立てた。今でも体に合わなくなった着物は糸をほどいて、手縫いで直す。「きれいに仕上がると気持ちが良い」と表情を和らげる。    25歳の時、アキャウダ(仲買人)の世界に入った。地元から生カツオ、なまり節、鰹節を仕入れた。売りさばくのは平良の市街地。佐良浜-平良間を結ぶ連絡船で通った。「船酔いは一度もなかった」と振り返る。      現役中、毎日何十㌔もの商品をたらいに入れ、それを頭上に乗せて売り歩いた。気さくな人柄の評価が広がり、顧客は増えた。  「平良の桟橋にいる時、下地の人がパパイアをいっぱい持って来て『生カツオか、なまり節と交換してほしい』とお願いされた。喜んで物々交換した。こちらがうれしかった」と懐かしそうに話した。    4世代7人で暮らし、おばあの健康を支える。好きな料理は、野菜と魚の刺身。子ども3人、孫12人、ひ孫24人。1917(大正6)年5月10日生まれ。