宮古毎日新聞(電子板)の試読はこちらから|宮古毎日新聞社

2010年6月2日(水) 16:34

「国際生物多様性年」

今年は国連が定めた「国際生物多様性年」である。生物多様性の維持は、地球温暖化防止とともに、環境保全の中心課題となっている。  ▼ 地球上では、1960年以降人口が急増、このままでは自然が破壊され続け、資源が枯渇すると懸念されている。したがって、「地球上の多様な生物を、その生息環境とともに保全する」ことは人間と自然との共存関係を維持する上で不可欠である   ▼その生物の多様性は「生態系の多様さ」、「種の多様さ」、「遺伝子の多様さ」の各レベルの多様さが複雑に結びあって生み出されている。例えば、生物は互いに影響し合って進化する(「共進性」と呼ばれる)、生態系を支える「食物連鎖」、窒素化学肥料による生態系の変化等がある   ▼生物多様性条約締約国では共通のテーマで課題に取り組んでいるが、2008年のテーマは「生物多様性と農業」で2009年のテーマは「生物多様性と侵略的外来生物」であった   ▼宮古島市の植樹の推進や宮古総合実業高校のバイオ・リンの研究等は生物多様性を保全する上で高く評価される。一方で、課題も見えてくる。大野山林では孔雀が繁殖、生態系をかく乱している。辺野古の海域は国指定の天然記念物ジュゴンの餌であるアマモ、アジモの藻場である。しかし環境庁の飛行場建設に対する発言は聞こえてこない   ▼豊かな「生物の多様性」こそが、きれいな空気と水と食糧を私たちに保障する。2010年の共通テーマは「発展と貧困解消のための生物の多様性」である。
  • 宮古島の人口

    令和2年9月1日現在

    宮古島市 55,015 人
    27,788 人
    27,227 人
    世帯数 28,295 軒
    多良間村 1,099人
    597 人
    502 人
    世帯数 516 軒
  • 天気


  •  

    2010年6月
    « 5月   7月 »
     12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    27282930  
  • 社団法人日本新聞協会

    • 日本新聞協会2