04/26
2024
Fri
旧暦:3月18日 友引 庚 
社会・全般
2010年11月2日(火)9:00

心の病に正しい理解を/精神保健福祉普及月間

平良庁舎で作品展

テープカットを行う(左から)来間課長、安谷屋院長、松川委員長、真喜屋院長、平良会長、当事者の会「でいごの会」の盛島昭人代表=1日、市役所平良庁舎1階ロビー

テープカットを行う(左から)来間課長、安谷屋院長、松川委員長、真喜屋院長、平良会長、当事者の会「でいごの会」の盛島昭人代表=1日、市役所平良庁舎1階ロビー

 2010年度宮古地区精神保健福祉普及月間作品展が1日から市役所平良庁舎1階ロビーでスタートした。同日午後1時からオープニングセレモニーが行われ、同月間実行委員会の松川英文委員長や市障がい福祉課の来間弘子課長、当事者家族会「みどりの会」の平良清栄会長らがテープカットを行った。


 心の病への正しい理解を深めることを目的とした月間で、宮古地区では「築こうよ僕らの未来 咲かそうよ心に花を」をスローガンとしている。作品展は5日正午までで、市内の病院や福祉施設計7施設の利用者が制作した手工芸や絵画、木工陶芸品など約140点が展示されている。

 セレモニーでは松川委員長が「多くの市民に来場いただき当事者の日ごろの活動に触れてもらい、精神障害の正しい理解の広がりにつながることを願っている」とあいさつ。来間課長は「創作した作品を発表する場を設けることで創作活動を支援し創作意欲を向上させる。当事者の日ごろの活動に接して下さい」と呼び掛けた。

 宮古病院の安谷屋正明院長と真喜屋精神・神経医院の真喜屋浩院長による激励のあいさつに続き、「みどりの会」の平良会長が、病に対する偏見などからつらい思いをしている家族がいる実情を訴え、「地域住民は精神障害に対し正しい理解を深め、生まれた以上は同じ平等な人間として肩を並べて地域でともに生活できるようになってほしい」との思いを語った。

 同月間関連行事として今月23日午前11時から同3時には、市中央公民館大ホールで「こころの健康フェスタ」を開催。舞台発表や講演会、展示即売、パネル展などが行われる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!