05/09
2024
Thu
旧暦:4月1日 仏滅 壬 
産業・経済
2011年3月20日(日)9:00

子牛3年ぶり40万円台/3月肉用牛競り

前月比1万1455円高 大震災の影響出ず


 JAおきなわ宮古家畜市場の3月肉用牛競りが19日開かれ、生後12カ月以内の子牛1頭平均価格は、前月比1万1455円高の40万5897円となった。40万円台は、2008年3月以来3年ぶり。県内7市場中、宮古だけが40万円を上回った。今月の競りは東日本大大震災の影響が懸念されたが、前月を上回る価格に、農家らは安堵の表情。一方で、「来月から下がるのでは」と心配する農家もいた。


 高値の要因に、関係者らは①昨年4月に宮崎県で発生した口蹄疫に伴う子牛不足②肥育出荷される12年末の需要旺盛期を見込んだ買い意欲③通常の月と比べた購買者の増加-などを挙げている。

 JAおきなわ宮古地区畜産振興センターのまとめによると、今月は581頭上場され、580頭が競り落とされた。鹿児島県の購買者は、一人で130頭も買った。

 総販売額は2億3542万円で、総販売体重が15万1686㌔。平均キロ単価は、1552円となった。1頭の最高価格は57万1200円だった。

 去勢の1頭平均価格は、前月比8440円高の57万7626円。雌が43万3121円(同比2万1867円)。雌の上げ幅が大きかった。去勢の体重区分別1頭平均価格は、「300~349㌔」が最も高く48万5396円。次いで「250~299㌔」の44万8064円。発育の良い牛は高く売れることが、数字で示された。


 40歳代の男性は「大震災の影響を少し心配していたけど、いい価格なのでほっとしている」と話した。成牛を含めた総販売額は、2億4147万円の大商いだった。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月7日(火)9:00
9:00

宮古馬、ビーチで啓蒙活動/観光客らに事故防止呼び掛け

下地与那覇の前浜ビーチで5日、宮古馬を同伴した水難事故防止活動が行われた。宮古島署地域課、市地域振興課の職員ほか、宮古馬2頭、馬の飼育員が参加し、観光客や市民にライフジャケットの適正着用などが記されたガイドブックを配布して海での事故防止を呼び掛けた。

2024年5月7日(火)9:00
9:00

「 また絶対来たい 」/思い出とともに帰路へ

連休最終日・宮古空港 最大10連休となった今年の大型連休は6日、最終日を迎え、宮古空港はUターンラッシュのピークとなった。南国の自然を満喫した観光客や里帰りした人たちが、大きな荷物と思い出を土産に帰路に就いた。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!