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2011年4月10日(日) 9:00

伝統技術を継承/宮総実高生

宮古みそ作り先輩に学ぶ


講師の指導を受けながら大豆と麦こうじを混ぜる生徒たち=9日、JAの特産物加工施設

講師の指導を受けながら大豆と麦こうじを混ぜる生徒たち=9日、JAの特産物加工施設

 宮古総合実業高校生物生産科資源利用コースの生徒らが9日、JAの特産物加工施設で宮古みそ作りを実習した。伝統技術の継承などが目的。同校のみそ作りは前身の宮古農林高校のころ行われていたが、久々に復活した。


 講師はJAおきなわ宮古地区女性部の上地洋美部長と、同事務局の立津ひさのさん、宮国三代子さん。3人は、宮古みそ作り10年以上のベテランだ。


 みそは大豆をゆでて、麦こうじと混ぜ、ミンチすると出来上がり。女性部は普段、大豆とこうじの攪拌(は機械を使うが、伝統の技術を伝えるため手作業でさせた。


 宮古みそ独特の風味を引き出す麦こうじは、上地さんらの手ほどきで、前もって仕立てていた。


 砂川翔吾君(3年)は「初めて作ってみて、作る大変さと作る喜びを実感できた。充実した実習だった」と感想。


 引率した宮里治教諭は「みそは、学校で習っているこうじの働きを確認するのにも良い教材。生徒たちは、いつの日か伝統の技術を後世に伝えると思う」と話した。


 製造したみそ30㌔は、学校に持ち帰った。約6カ月熟成させて、学校の即売会や農業祭などで販売することにしている。


 同実習は、民間活力を学校に導入する取り組みの一環で実施した。