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産業・経済
2011年8月18日(木)9:00

10年度共済金は1億2800万円/宮古郡農業共済組合

支払率1・23倍の事業成果


10年度農業共済事業の実績報告が行われた推進協議会=17日、JA宮古地区機械化営農センター

10年度農業共済事業の実績報告が行われた推進協議会=17日、JA宮古地区機械化営農センター

 宮古郡農業共済組合の2010年度事業実績がこのほどまとまった。農家が負担した1億435万3000円の掛け金に対し組合員に支払われた共済金は1億2886万3000円で支払率は1・23倍だった。1972年度から39年間の累計は農家掛け金が36億1686万3000円、組合員に支払った共済金は69億1724万9000円で支払率は1・91倍。組合員の災害補償の面で着実な成果を挙げている。


 同組合の10年度事業実績は17日の農業共済事業推進協議会で示された。行政機関をはじめ関係団体の代表が出席し、実績と今後の課題を確認した。

 協議会では家畜共済、サトウキビ共済、園芸施設共済、建物共済ごとに実績と事業計画の報告があった。

 家畜共済の実績は、農家掛け金4800万円に対して組合員への支払共済金が1億1900万円、サトウキビ共済は掛け金3800万円に対し組合員への支払共済金は380万円、園芸施設共済は掛け金1100万円に対し組合員への支払共済金530万円だった。建物共済の掛け金は690万円で支払金はゼロ。

 各共済への加入状況(引受率)を見ると、家畜共済が71・5%で最多、サトウキビ共済は39・1%、園芸施設共済は30・4%、建物共済は27%となっている。

 最も生産量が多いサトウキビ共済の加入の低さは大きな課題。協議会では「有資格加入率50%」を計画に盛り込んだ上で▽原料区ごとに具体的な計画と目標値を設定▽制度の理解を深める▽関係団体職員に対する推進の強化-を展開する。

 家畜共済も加入を拡大するために▽未加入農家台帳の整備▽有資格農家に対する周知徹底▽農家負担掛け金の軽減を図るための要請行動-を実施していく。


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