ニュースウィークリー

 9月12日～9月17日

小島亜矢さんグランプリ／なりやまあやぐまつり

　第６回「なりやまあやぐまつり」が11日、城辺友利地区のインギャーで行われた。子どもの部、一般の部に計36人が出場し、宮古島を代表する教訓歌「なりやまあやぐ」を三線の弾き語りで熱唱。会場に詰め掛けた多くの聴衆を魅了した。審査の結果、子どもの部の最高賞に当たる御神山賞は平良第一小６年の親泊里奈さん、一般の部グランプリのなりやまあやぐ大賞には横浜市の小島亜矢さん（40）が輝いた。（９月12日掲載）

依存症からの回復に決意／断酒会記念大会

　宮古断酒会20周年記念大会が10日、宮古福祉保健所で開かれた。会員や家族らが参加し節目を祝うとともに、アルコール依存症からの回復へ決意を新たにした。記念大会では会員が「私たちは自分を改革する努力をし、新しい人生を作ります」などとした誓いを発表。家族は「酒害を正しく理解し、互いに協力して心の健康を回復します」と決意を示した。（９月12日掲載）

創造運動地方大賞を受賞／宮古土地改良区

　宮古土地改良区（仲間克理事長）は８日に宮崎県で開催された21世紀土地改良区創造運動大賞九州・沖縄地方選考委員会でこれまでの取り組みが評価され、地方大賞に輝いた。10月に東京で行われる中央審査会に九州・沖縄地区代表で出場する。（９月13日掲載）

市と申請人調停結ぶ／海中公園工事汚濁

　宮古島海中公園建設工事に伴う周辺海域の水質汚濁について県の公害審査会に調停を申請していた市内エコツアー会社の代表社員と、被申請人である宮古島市の下地敏彦市長は12日、市役所平良庁舎で同審査会調停委員会（加藤裕委員長）立ち会いの下、「今後の公共工事では汚濁防止に最善を尽くす」などとする調停調書を結んだ。（９月13日掲載）

キビ年内操業賛成３９・３％／関係機関アンケート

　宮古島市など関係機関は13日までに、サトウキビの年内操業に関する農家意向調査の結果をまとめた。年内操業の実施について「賛成」と答えた農家は全体の39・３％。「反対」の23・１％を上回った。賛成の理由で最も多かったのは春植え・株出しの早期植え付けで、農地の有効利用が２番目に多い回答だった。今回の意向調査で農家の約４割が年内操業を求めていることが分かった。ただ「どちらでも良い」と答えた人が３割に達するなど、実施に向けては課題が残る。（９月14日掲載）

中３県平均上回る、小６県平均以下／全国学力テスト

　２０１０年度全国学力テストの結果が、このほどまとまった。昨年４月に、小学６年生と中学３年生を対象に国語Ａ、Ｂ、算数・数学Ａ、Ｂの学力テストを実施。平均正答率で宮古地区の中３は４テストとも県平均を上回った。一方の小６はいずれも県、全国平均以下となっている。（９月14日掲載）

公社賞「やすか」「さわこ」号輝く／地区畜産共進会

　２０１１年度宮古地区畜産共進会が14日、ＪＡおきなわ宮古家畜市場で開催された。出場牛は、宮古島市と多良間村の共進会で選抜された美形の雌牛26頭（宮古23頭、多良間３頭）。優秀賞の中でもより優れた牛に贈る県畜産振興基金公社理事長賞には、下地文男さん所有の「やすか号」と荷川取広明さんの「さわこ号」が輝いた。荷川取さんの牛は、４部門中２部門を制した。（９月15日掲載）

スカイマーク宮古初就航／１日１０便５往復

　格安航空運賃で知られるスカイマーク（ＳＫＹ）の新路線、那覇－宮古線が15日、就航した。同社が沖縄で離島路線を開設するのは初めてで、１日便５往復する。最安値は片道２８００円。同路線は航空４社競合となり、これまでに各社で運賃の値下げ競争が激化していた。利用者は格安運賃で利用が拡大することを歓迎。観光関係者は観光振興につながると期待を寄せている。（９月16日掲載）

会社再建へ総決起大会／コーラルベジタブル

　アロエベラの仕入れ代金にも事欠くなど資金繰りが悪化している第三セクターのコーラル・ベジタブル社の経営危機突破総決起大会が16日、下地地区の川満構造改善センターで開かれた。砂川佳一同社会長が、行政依存型から社員出資による自立経営体への脱皮や組織の改革案を提案。社員24人が参加し、会社再建に決意を新たにした。（９月17日掲載）

求職者支援に新制度施行へ／ハローワーク

　厚生労働省の「職業訓練の実施等による特定求職者の就職の支援に関する法律」（求職者支援制度）が５月に恒久法として成立し10月１日からスタートする。特定求職者（雇用保険の失業等給付を受給できない求職者で、職業訓練その他の求職支援を行う必要があると認める者）を対象に無料で職業訓練を受講できる。（９月17日掲載）