04/27
2024
Sat
旧暦:3月18日 友引 庚 
ニュースウィークリー
2012年3月17日(土)23:08

3月11日~3月17日

ニュースウィークリー
3月11日~3月17日


死者不明者1万9千人/東日本大震災11日で1年

 東日本大震災は11日、発生から1年を迎えた。死者計1万5854人、行方不明者は3155人(10日現在)で、捜索活動が続いている。34万人余りが全国各地に避難し、仮設住宅などで不自由な生活を送る。被災地再生の具体化はこれからで、復興課題は山積。東京電力福島第1原発事故は危機的状況を脱したが、政府が宣言した「収束」とはほど遠い状況だ。(3月11日掲載)

東大に2年連続現役合格の快挙/宮古高校

 3月1日に宮古高校理数科を卒業した江間実君が10日、東京大学理科1類に現役で合格した。国費制度廃止後の一般入試による東大合格は昨年の嵩原正丈さんに続く快挙。江間君は「合格はとてもうれしい。東大という日本一の大学で幅広く科学の勉強をしたい」と抱負を話した。(3月11日掲載)

活力に満ちた村づくりに全力/下地村長施政方針

 多良間村議会(西平幹議長)の3月定例会が12日開会し、下地昌明村長が2012年度の施政方針を述べた。下地村長は「元気で活力に満ちた明るい住み良い豊かな村づくりに、一視同仁の心構えで村政運営に全力を尽くす」と基本的考えを示した。議案は歳入・歳出を22億4177万円とする一般会計予算案など18件を上程した。(3月13日掲載)

知念六段が2連覇達成/第34期宮古本因坊戦

 第34期宮古本因坊戦の決勝リーグが11日、同教室で行われ、現宮古本因坊の知念一将六段(39)が、3戦全勝で2連覇を達成した。真栄城佑次六段(19、大阪経済法科大2年)が準優勝と、若手勢が活躍。今大会では、真栄城六段の最年少優勝記録がかかったが一歩及ばなかった。(3月13日掲載)

ドイツ村指定管理者 南西楽園リゾート/市議会本会議で可決

 開会中の宮古島市議会3月定例会は13日、うえのドイツ文化村を南西楽園リゾートに管理・運営させる指定管理者の関係議案を賛成多数で可決した。ユニマットグループの同社は4月1日から3年間、周辺のリゾート施設を生かしてドイツ文化村への集客を強化する。(3月14日掲載)

8万4000㌧で最低水準/沖縄製糖宮古工場

 2011-12年産サトウキビの製糖操業を行っている沖縄製糖宮古工場は13日午後、今期の原料搬入を終えた。製糖操業を開始した1月11日からの累計搬入量は8万4010㌧(前期比5万2421㌧減)。原料不足で操業を見送った1971-年期に次ぐ大不作となった。平均糖度は14・36度だった。(3月14日掲載)

事務局が本格始動/高校生島サミット

 高校生太平洋・島サミットの機運を高めようと市はこのほど、地元4高校の生徒でつくる「高校生事務局」を立ち上げた。13日には市役所平良庁舎で講話やワークショップを開き、同事務局を本格始動させた。今後、同事務局を中心に各種イベントや勉強会などを開催。(3月15日掲載)

566人が合格「15の春」に桜咲く/4高校で合格発表

 宮古地区の四つの高校で14日、合格発表が行われた。自分の番号を見つけた受験生たちは「やったー合格だ」と喜びを爆発させた。家族などから祝福を受けた受験生たちは4月からの高校生活に胸を膨らませた。(3月15日掲載)

景観条例案を可決/市議会経工委

 開会中の市議会3月定例会は15日、常任委員会を開き、付託された議案について集中審査を行った。経済工務委員会は、市の景観に関する総合的な指針となる景観条例案を全会一致で可決した。27日の最終本会議で採決され可決される見通し。(3月16日掲載)

広報ポスターデザイン 根間、下地さん最優秀/高校生サミット

 宮古島市で5月に開催される高校生太平洋・島サミットの広報ポスターデザインの最優秀賞に根間すみれさんと下地真維さん(ともに宮高1年)の共同作品が選ばれた。15日に市役所平良庁舎で表彰式があり、長濱政治副市長から賞状と目録などが手渡された。(3月16日掲載)

保険料の値上げ可決現行額の約1・3倍/市議会文教社会委

 市議会3月定例会に提案されている、新年度から介護保険料を現行額の約1・3倍に引き上げる市介護保険条例の一部改正案について、市議会文教社会委員会で16日に採決が行われた。一部の委員から値上げに反対する意見が上がったことから挙手による採決を行った結果、賛成多数で可決した。(3月17日掲載)

搬入量6万7400㌧、今期不作を裏付け/宮古製糖城辺工場

 宮古製糖城辺工場は16日、2011-12年産サトウキビ(原料)の搬入を終えた。累計搬入量は6万7478㌧。前期に比べ4万3079㌧の大幅減産となった。平均糖度は13・45度。基準糖度には達しているものの、最後まで伸び悩んだ。同工場の搬入終了で、沖縄製糖宮古工場と合わせた宮古本島内の原料は15万1488㌧。操業中の宮糖伊良部、宮糖多良間を合わせた地区全体の原料は20万㌧前後が予測されている。(3月17日掲載)

カテゴリー一覧

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!