2012年7月7日(土) 9:00

サメの歯26個出土/長墓遺跡

同じ場所からは最多


 島尻地区の先史時代(2500年前)の長墓遺跡でサメの歯が26個出土し、琉球列島内で同じ遺跡から出土した数としては最多であることが6日までに、発掘調査中の西九州大学(佐賀県)のマーク・ハドソン教授らの調べで明らかになった。



 これまでサメの歯が同一遺跡から最も多く出土した記録は、波照間島の下田原貝塚の20点。長墓からはそれより6点多い26点が出土し、ほとんどが穴の開いた有孔製品。同貝塚は先史時代の遺跡。


 発掘調査は今年で8年。これまでにサメの歯のほかにイモガイ科を平たく円盤状に加工したシェルディスク、ヒトの頭骨片・上腕骨片・大腿骨片、イノシシの骨、魚の骨、貝殻とその破片では、シャコガイ、サザエとそのふた、ヒザラガイ、センネンガイなどが出土している。


 長墓は内陸部の斜面に所在するのが大きな特徴。城辺の先史時代の浦底遺跡は沿岸部にあり、今後の研究では、内陸部と沿岸部を比較検討する。