05/09
2024
Thu
旧暦:4月1日 仏滅 壬 
政治・行政 社会・全般
2012年7月11日(水)9:00

飲酒運転の根絶訴え/夏の交通安全運動出発式

「マリオカート」でパレード


マリオカートで交通安全を訴える関係者ら=10日、市場通り

マリオカートで交通安全を訴える関係者ら=10日、市場通り

 夏の交通安全県民運動(11~20日)の宮古地区出発式(主催・県宮古事務所、市、宮古島署、宮古島地区交通安全協会)が10日、県宮古合同庁舎で開かれた。交通安全推進機関・団体から約300人が参加し、飲酒運転の根絶などを誓い合った。市内の主要道路ではパトカーとマリオカートでパレードを行い、交通事故のない安全・安心の地域づくりを訴えた。


 運動のスローガンは「私たちはルールを守ります!」(飲酒運転にレッドカード)。重点目標は▽飲酒運転の根絶▽子どもと高齢者の交通事故防止▽二輪車の交通事故防止(特に、若年層を含めたマナーアップの推進)。

 広く県民に交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの順守と正しい交通マナーの実践を習慣付けることにより、交通事故の防止を図るのが目的。運動期間中は、同庁舎1階ホールでパネル展が開かれている。

 参加者らは、交通事故犠牲者に対し1分間の黙とうをささげた。

 主催者を代表して県宮古事務所の黒島師範所長は「飲酒運転は絶対『しない、させない、許さない』の環境づくりが大事。日本一交通安全な宮古島にしよう」とあいさつ。

 宮古島署の宮城英眞署長は「宮古管内では今年に入ってから飲酒がらみの交通死亡事故が2件発生した。路上寝は後を絶たない。今後とも交通事故を発生させない対策を強化していく」と決意を新たにした。交通安全協会の宮里敏男会長は「飲酒運転を無くすためには一人一人の自覚が重要。家庭や職場で飲酒運転根絶に取り組み、交通安全の輪を広げよう」と訴えた。

 宮古圏域の市村長を代表して下地敏彦市長(代読)が「地域に密着した運動を展開し、交通安全の高揚を図りたい」と決意表明した。

 全日本交通安全協会推薦のDVD「危険な心が事故を呼ぶ」が上映された。運転手の油断で、交通事故につながる事例などが紹介された。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月7日(火)9:00
9:00

宮古馬、ビーチで啓蒙活動/観光客らに事故防止呼び掛け

下地与那覇の前浜ビーチで5日、宮古馬を同伴した水難事故防止活動が行われた。宮古島署地域課、市地域振興課の職員ほか、宮古馬2頭、馬の飼育員が参加し、観光客や市民にライフジャケットの適正着用などが記されたガイドブックを配布して海での事故防止を呼び掛けた。

2024年5月7日(火)9:00
9:00

「 また絶対来たい 」/思い出とともに帰路へ

連休最終日・宮古空港 最大10連休となった今年の大型連休は6日、最終日を迎え、宮古空港はUターンラッシュのピークとなった。南国の自然を満喫した観光客や里帰りした人たちが、大きな荷物と思い出を土産に帰路に就いた。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!