04/26
2024
Fri
旧暦:3月18日 友引 庚 
社会・全般
2012年7月18日(水)9:00

大型トラック1台3500円/伊良部キビかん水

宮古島と同額でスタート



かん水費用などを決めたかんばつ対策会議=17日、宮古製糖伊良部工場

かん水費用などを決めたかんばつ対策会議=17日、宮古製糖伊良部工場

 伊良部地区の干ばつ対策会議が17日、宮古製糖伊良部工場であった。容量10㌧の水タンクを積む大型トラック1台のかん水費用は、宮古島と同額の3500円(市補助2000円、農家負担1500円)に設定。かん水は、会議後の同日午後から開始した。




 伊良部地区の会議は、1500円の農家負担は大きいとの指摘や、給水カ所の変更などに伴い、独自要綱を作成する必要があったため開催した。


 12日の市の対策会議で決めた1500円の農家負担は2008年度以来で、09~10年度の1000円と比べ、500円増額した。


 市農林水産部伊良部農林水産室の村田正憲室長は、08年干ばつ時に1㍑当たり185円程度だった軽油価格が、今回は147円と安くなったことを示し、農家負担増は妥当ではないとの考えを暗に示した。


 宮古製糖伊良部工場の渡久山和男工場長は伊良部独自の対策は否定されるべきではないとしながらも、昨年統一歩調を取らなかったことに外部から批判があったことを明かし、昨年同様の取り組み(1台3000円)は厳しいとの見方を示した。


 議論を経て、宮古地区トラック事業協同組合の下地利一伊良部支部長が「市の対策会議で決定した3500円を踏襲したい」と述べ、これを了承する形になった。


 給水施設は、当面前里添洲神のため池1カ所を利用し、干ばつの状況次第で増やしていくことを確認した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!