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2012年10月2日(火) 9:00

方言、伝統行事DVD保存へ/市議会9月定例会一般質問

記録し後世に継承/生涯学習部長が方針示す


 開会中の宮古島市議会(平良隆議長)9月定例会は1日、一般質問2日目が開かれ、7氏が登壇して市当局の考えをただした。平良哲則生涯学習部長は宮古島の方言や各地の伝統行事について、今後DVDなどで記録し後世に継承していく方針を示した。前里光恵氏の質問に対する答弁。



 平良部長は宮古の方言について、「貴重な文化遺産だが使用する人が年々減少し、将来的には消滅の危機にあると指摘されている」と説明。市としては「今後予定している宮古島市史の編さんの中に際して行う調査などに基づきながらDVD記録を含め後世に残せる形での取り組みを行いたい」との考えを述べた。


 各地域の伝統行事についても「今年度から宮古島市史祭祀編の編さんに取り組むことになっていて、この事業を通して映像記録をまとめて残していきたいと考えている」として、方言と伝統行事のいずれもDVDなどで記録し、後世に継承する方針を示した。


 高吉幸光氏が市の未婚率について質問したのに対し安谷屋政秀総務部長は、対象人口を15歳以上とした場合、2010年度の国勢調査では対象者数4万3303人に対し、未婚者は9982人で、未婚率は23%となることを紹介。男女別に見ると男性が28%、女性は18%と男性の方が未婚率が高いことなどを説明した。


 現在停止しているバイオエタノール製造施設について下地敏彦市長は「国や県、関係者と早期の再稼働に向けて検討を進めており、年内をめどに再稼働させたい。雇用は2人程度を予定している」と述べた。仲間則人氏の質問に答えた。


 西里芳明氏は青年就農給付金事業について質問。「(交付対象者は)先着順に決めるのか。この事業を若い人にはどのように周知しているのか」と述べ、市の見解を求めた。上地廣敏農林水産部長は「(周知は)地元マスコミ等でのお知らせや、意見交換会などで詳しく説明している」と答弁。交付対象者の決定については「審査会の中で慎重に審査を行い決める」と述べた。


 西里氏はこのほか、解体が予定されている旧城辺中央公民館の跡地利用計画を聞いた。下地市長は「児童館の建設を含めて検討していきたい」と答弁した。


 同日はこのほか下地博盛、上地博通、新城啓世の3氏も登壇し、市長の政治姿勢などをただした。