2012年10月3日(水) 23:30

「先月のニュースから」(行雲流水)

 宮古の経済を活性化する取り組みが活発になりつつあるようだ。先月の本紙報道記事から、いくつか取り上げてみたい



▼農林漁業士会青年クラブと就農青年クラブ連絡協議会は、市農水部長や県農水振興センター職員を招いて意見交換会を催した。農業大学校・先進農家で研修を受ける人などを対象に150万円を給付する「青年就農給付金事業」に、今年度は15人の応募があったこともわかった。他方、県農業研究センターはイネヨトウ防除コスト低減化実証試験を始めた


▼厚生労働省の「実践型地域雇用創造事業」に応募した宮古島市の計画案が採択された。黒糖やイモ、苧麻を素材に宮古島の〝宝〟を創造するほか、6次産業分野や観光関連産業では企画・営業・IT活用・市場調査についてのセミナーを開催し、241人の雇用創出を目指す計画だ


▼世界最大級の音楽チャンネルMTVの野外音楽イベントが来年3月に宮古島で開催されることも決まった。このフェスティバルは、ヨーロッパ各地の観光地で開催されているもの。アジアで初めての開催地が宮古島となった。7500人の集客が見込まれるという


▼これらの動きは、宮古経済活性化のきざしだ。農業青年の向上心、市や県職員の挑戦力、宮古島の持っている誘客ポテンシャルの高さなど、躍動感が伝わってくる。経験と実績を積むことで、次なる企画・実践への取り組みも容易になるであろう


▼やがては、〝先進地〟宮古島を視察・研修で訪れる人々も増え、さらなる活気が生まれることが期待される。