宮古毎日新聞(電子板)の試読はこちらから|宮古毎日新聞社

2012年11月25日(日) 9:00

精神障害に理解を/こころの健康フェスタ開催

展示即売で交流


各事業所の自慢の加工品や手作りの小物などが展示即売されたこころの健康フェスタ=24日、市中央公民館

各事業所の自慢の加工品や手作りの小物などが展示即売されたこころの健康フェスタ=24日、市中央公民館

 「こえてゆけ そのとびら 心のとびらを」をスローガンにしたこころの健康フェスタ(主催・宮古地区精神保健福祉普及月間実行委員会ほか)が24日、市中央公民館で開かれた。精神障害者支援施設などの利用者が作製した製品などを展示即売。舞台発表や活動紹介などを通して、心の健康や精神障害者の地域支援について理解を深めた。



 今月1日から展開されている精神保健福祉普及月間の一環。会場には各施設の利用者たちが育てた野菜や手作りの小物、工芸品、加工品などを並べたり、各事業所の活動をパネルや写真で紹介。訪れた市民と交流を深めながら精神障害者への理解や啓発を推進した。


 舞台では、各事業所が歌や踊り、三線演奏など趣向を凝らした出し物を披露し盛り上げた。


 地域活動支援センター「やすらぎ」は利用者が栽培したダイコンやチンゲンサイなどの野菜を即売。市価より安く、無農薬とあって飛ぶように売れていた。平良清栄所長は「堆肥を使って育てた。環境にも良いと思う」と話した。


 就労移行支援事業所「くこりもや」は、利用者が開発した菓子やドレッシングなどを並べた。


 人気商品の一つ「らっきょ味噌」は、試食もできるとあって多くの市民が買い求めていた。


 利用者の与古田康友さんは「手作りの味はおいしいですよ」とPRに努めていた。


 友人と訪れた女性は「野菜は新鮮で、手作りの品も豊富。出展者と同じような施設に勤務しているので、取り組みを参考にしたい」と話した。


 実行委員長の松川英文さんは「交流や情報交換などを通して、心の健康や精神障害者の地域支援について理解が深まれば」と開催の意義を強調した。