2013年1月12日(土) 9:00

イモ生産会社を設立/福嶺中2年

収益は修学旅行費用に


前列右が松川社長、左が下地藍菜さん、後列は右から松原龍人君、吉田賢君、島尻尚弥君

前列右が松川社長、左が下地藍菜さん、後列は右から松原龍人君、吉田賢君、島尻尚弥君

 福嶺中学校2年生(66期)の5人が紫イモの生産販売や加工を手掛ける会社を設立した。社名は「福嶺夢プロ66」。社長は松川朋加さんが務める。栽培面積は15㌃。生産した生イモの一部は宮古島市いも生産販売組合に販売する。



 生イモと加工品を合わせた販売目標は15万円に設定した。収益は修学旅行の費用に充てる。


生徒たち自慢の加工品を試食する教師たち=10日、福嶺中学校体育館

生徒たち自慢の加工品を試食する教師たち=10日、福嶺中学校体育館

 学級を会社化する学習活動はキャリア教育の一環。与那覇周作教諭の指導の下で、運営する。生徒たちが人間力を身に付け、将来立派な職業人に育ってほしいと願いを込め作った。


 同社は「社会貢献」と「困っている人を助ける」を経営理念に設定した。


 松川社長は「販売目標の15万円を達成したい。修学旅行に使って余ったら、社会貢献に役立てる。作ったお菓子は施設のお年寄りたちにも贈呈したい」と意欲を燃やす。


 会社設立は市いも生産販売組合の組合員募集がきっかけとなった。組合に加入し学習活動が動き出した。


 農家から畑を借りて、昨年8月に紫イモを植えた。中国からイモを持ち帰り宮古に広めたとされる砂川親雲上(うるかぺーちん)を祭った史跡巡りや、イモペースト工場での職場体験なども行った。


 同社は栽培技術や経営の基礎習得などを通して、数学や理科、歴史などの教科を総合的に学べる場にもなっているという。


 加工品開発は生徒と家族が二人三脚で行い、「くずいももち」や「イモ天ぷら」「むらさきタルト」「むらさきボール」「芋チョコきのこ」「芋モチ」「揚げ芋餅」「コロコロクッキー」「芋ムーチー」「イモパイ」-など個性豊かな逸品が完成した。


 10日同校で開催された道徳教育研究報告会のおやつに提供し、好評だったという。同校の羽地由美子教諭は「思いつかないような加工品もある。味も最高。売り出したら、ヒットすると思う」と絶賛した。加工品は、イベント会場などで売ることにしている。

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