04/27
2024
Sat
旧暦:3月18日 友引 庚 
スポーツ
2013年2月17日(日)9:00

千葉ロッテマリーンズ宮古出身2選手 開幕1軍へ照準/石垣キャンプ大詰め

伊志嶺 紅白戦出場/川満 直球に磨き


初紅白戦で順調な仕上がりをアピールした伊志嶺選手=16日、石垣中央公園野球場

初紅白戦で順調な仕上がりをアピールした伊志嶺選手=16日、石垣中央公園野球場

 【石垣市】石垣市で行われているプロ野球、千葉ロッテマリーンズの春季キャンプもいよいよ大詰め。16日には今キャンプ初の紅白戦も行われ、宮古島市出身の伊志嶺翔大選手は7番センターで先発出場し順調な仕上がりをアピールした。下地出身で2012年ドラフト2位の川満寛弥投手は、感触を確かめながらブルペンで投球練習に励んだ。同球団は1日から石垣中央公園野球場(石垣市登野城)で1軍選手46人が精力的に練習メニューをこなしてきた。石垣島のキャンプは19日まで。


 伊志嶺選手は16日の紅白戦で4打数1安打1四球の成績。四回に左翼前安打で出塁すると持ち前の俊足を生かし盗塁を決め、首脳陣にアピールした。

 伊志嶺選手は「今年は絶対にやってやるという思いが強い」と、昨年けがに泣いた悔しさをバネに今キャンプに臨

感触を確かめながら投球練習をする川満投手=16日、石垣中央公園野球場

感触を確かめながら投球練習をする川満投手=16日、石垣中央公園野球場

んでいる。

 「打撃もバランス良く力強く振れてきているし、体調面も順調」とキャンプの成果を話す。

 11年新人としては01年の赤星憲広以来10年ぶりとなる30盗塁を記録。今季は「し烈な外野守備争いに勝ち1軍定着と、盗塁の成功率向上を目指す。数字は自ずとついてくる」と目標を語った。

 同じ宮古島市出身の川満投手の加入について「後輩なので、お互い切磋琢磨して、同じグラウンドでプレーすることが宮古島のファンへの恩返しになると思う」と話した。

  ◇  ◇  ◇

 川満投手は16日、ブルペンでしなやかなフォームから繰り出される伸びのある直球を中心に、変化球の制球を確かめながら55球を投げ込んだ。

 肘の張りを感じ投球練習を5日間ほど控えていた。15日からブルペンに入った。「調整に少し遅れが出た。直球を磨くことを主体にこれからさらに取り組む」と話し、変化球の制球については「大分まとまってきている。開幕まではまだ日があるので、実戦やブルペンでしっかり調整していきたい」と焦りはない。「開幕1軍を目指し、そこから波に乗り、チームにとっても自分にとっても良い成績を残したい」と力強く語った。

 宮古島のファンには「伊志嶺さんも同じ宮古島出身。2人でロッテを盛り上げて、それが宮古島の活性化にもつながれば良いと思っているので、応援よろしくお願いします」と話した。

 伊志嶺 翔大(いしみね・しょうた) 1988年5月12日生まれ。平良出身。沖縄尚学高校-東海大-千葉ロッテ。2011年ドラフト1位で入団。右投げ右打ち。背番号5

 川満 寛弥(かわみつ・ひろや) 1991年3月4日生まれ。下地出身。宮古総合実業高-九州共立大。2012年にドラフト2位で入団。左投げ左打ち。背番号36


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!