「島の駅みやこ」7月にオープン/出品希望者対象に説明会
今年7月、平良久貝の国道390号沿いに農産物などの直売所「島の駅みやこ」をグランドオープンさせる予定のパラダイスプラン(西里長治社長)は、同直売所への出品、納品を希望する生産者を対象とした説明会を12日、平良港ターミナルビルで開催。直売所の概要や運営方法、販売手数料などについて担当者が紹介した。
説明会には生産農家や加工品生産者など約60人が参加した。西里社長は6月21日に直売施設のみを先行オープン、7月5日にグランドオープンの予定であること、初年度売上は3億円、来場者数22万人を目標としていることなどを説明。「今回は、農産物だけでなく宮古で作られているすべてのものを発信することをコンセプトとしている」とした上で、出品・納品者の新商品開発や既存商品の改良、販路拡大などをサポートすることで、宮古全体の特産品販売の底上げを図りたい考えを示した。
引き続き同社の担当職員が、販売できる商品や販売手数料、搬入と引き取り方法や清算方法などを具体的に説明した。
「島の駅みやこ」の敷地面積は2852・69平方㍍、建物面積は561・48平方㍍。テナントとして宮古島漁協と同社が運営する水の専門店などの入店、パンや総菜の販売コーナー、カフェスペースの設置も予定されている。
同社では現在「島の駅」への出品、納品希望者から申し込みを受け付けている。「島の駅」に関する問い合わせは同社(電話76・6070)まで。