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教育・文化
2013年6月15日(土)9:00

宮総実、生活福祉科が最優秀/県学校農業クラブ連盟大会

九州大会出場権を獲得/「黒あずき」の使途拡大で発表


優秀な成績を収めて帰島した生徒たち=14日、宮古空港

優秀な成績を収めて帰島した生徒たち=14日、宮古空港

 第61回県学校農業クラブ連盟大会(主催・県学校クラブ連盟、県高校文化連盟)が11~14の4日間、名護市民会館などで開かれ、プロジェクト発表部門の文化生活の部で宮古総合実業高校生活福祉科が最優秀賞を受賞し、九州大会出場権を獲得した。意見発表の部で奥平敦士君(3年)、家畜審査で仲地祐輔君(2年)、平板測量競技で環境工学科がそれぞれ優秀賞に輝いた。


 大会には、同校から38人参加した。生徒たちは14日夕、空路帰島し、生活福祉科の同級生らは祝福の横断幕を手に出迎えた。教諭や父母らは、大きな拍手を送った。

 プロジェクト発表は、チームリーダーの島袋咲紀さん(3年)ら4人が行った。テーマは「伝えよう宮古の黒あずき」。あずきの使途拡大を目指してみそを作り、熟成させしょう油も取り出した。メンバーらは、PTAの集まりなどで、レシピを配り作り方を紹介したという。

 島袋さんは「練習の成果を発揮できたと思う」と感想を語った。

 生徒たちを引率した農業クラブ顧問の島袋健一教諭によると、地元の課題に着目して、継続した研究が評価された。

 同校の上里栄真農場長は「一生懸命に練習した成果を発揮し、いい成績を収めた。生活福祉科は、九州大会に向けて更に練習を積み、全国大会に出場できるよう頑張ってください」と祝福の言葉を掛けた。

 出迎えた教諭や父母らを前に、島袋さんは「初めての大会で緊張したが、いい成績を収めることができた。九州大会の応援もよろしくお願いします」とあいさつした。

 農業クラブ大会は、「農業高校の甲子園」などと言われ、農業関連学科を持つ高校が参加し、日ごろの学習成果や、測定、フラワーアレンジメントなどの技術を競い合う。

 解散式では、来年沖縄で開催される農業クラブ全国大会に向けて募集したスローガンに仲間七海さん(3年)の作品、シンボルマークに前泊洸稀君(同)の作品がそれぞれ、優秀賞を獲得したことも報告された。

 賞と発表者は次の通り。

 【プロジェクト発表(文化・生活)】最優秀賞=生活福祉科(島袋咲紀、謝敷果南)【意見発表(環境)】優秀賞=奥平敦士【平板測量競技】優秀賞=環境工学科(下地航平、多良間拓海、川満匠)【家畜審査競技(乳用牛)】仲地祐輔


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