05/02
2024
Thu
旧暦:3月23日 先勝 乙 
産業・経済
2013年7月25日(木)9:00

パインの収穫最盛期/宮古島産

実が大きく甘いのが特徴


パインを収穫する吉本さん=24日、市内の畑

パインを収穫する吉本さん=24日、市内の畑

 宮古島産パイナップルの収穫が最盛期に入った。黄色く熟した甘い香りのパインが、各店頭にずらりと並び好調な売れ行きを見せている。今年のパインは、甘くてみずみずしく大きく実っているのが特徴。宮古の郵便局は宮古島産パインの産業化を支援するため、昨年からカタログ販売を始め、今年は2年目を迎えた。


 今年のパイン収穫は、今月上旬から始まった。「サンサン宮古島農園」の吉本光吉代表によると、1週間前まで約30個だった1日の収穫量は、21日ごろからは約200個と一気に増えた。

 収穫したパインのうち、特大サイズが2割。中には、3㌔の超特大サイズもあるという。大玉(1・6㌔~2㌔)は、化粧箱に2個入れて郵便局に出荷。特大サイズは、箱に入らないためJAのあたらす市場で販売している。
 吉本さんは「宮古のパインは酸味が少ない分、甘みを感じる。あっさりとした味は、宮古でしか出せない味」と太鼓判を押す。

 「一度買った人は、味を占めてまた買う」と店員たちが言うほど人気が高い。吉本さんは「宮古の特徴的な味には、パイン栽培に最適な中性に近い土地が影響しているのでは」と推測する。

 市農政課によると2012年の栽培面積は3・5㌶で、09年の2・5㌶と比べ1㌶増えた。甘さが評判になり市場性が高まったことや、手軽な露地栽培が面積増の主な要因とみている。栽培農家数は、14戸。パインはアルカリ土壌には向かないため栽培の際は、事前のPH分析が必要になる。

 今年の収穫は、8月上旬ごろまでを見込む。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!