04/27
2024
Sat
旧暦:3月18日 友引 庚 
イベント
2013年8月18日(日)9:00

「希望」胸に2000周/10RUN

高校生ら170人、連続10時間/震災被災者支援で力走


10時間走を達成し、跳び上がってゴールする生徒たち。喜びを全身で表現した=17日、市陸上競技場

10時間走を達成し、跳び上がってゴールする生徒たち。喜びを全身で表現した=17日、市陸上競技場

 高校生がリレー方式で10時間走り続けるチャリティーフェスタ「10RUN(ワン・オー・ラン)2013」が17日、市陸上競技場で行われた。今年は3高校の生徒計140人に加え、飛び入りの市民約30人も力走し、午前9時から午後7時までの10時間で計2000周走った。周回数に応じて協賛企業の約70社から寄せられる募金は後日、東日本大震災の被災者や島内の福祉施設に寄付する。



 10回目を迎えた10RUNのテーマは「希望」。参加者一人一人が東日本大震災の被災地への思いを込めて走り続けた。


 実行委員会によると、参加校は宮高、宮総実、宮工の3校。宮高から約100人、宮総実、宮工からはそれぞれ約20人が参加した。


 午前9時に一斉にスタート。20~40人で編成されたチームごとに一周400㍍のトラックを一人100㍍ずつ走ってリレーを続けた。


 参加者は、少しでも周回数を重ねて多くの募金を集めようと力走。強い日差しにも負けず、互いに励まし合いながら10時間走の達成を目指した。


 午後7時にフィニッシュすると、最後はウイニングランで歓喜。長かった10時間を振り返りながら笑顔で喜びを分かち合い、達成感をかみ締めた。


 10RUN実行委員会の池間将士委員長(宮高3年)は「準備期間にいろいろなことがあってきつかったけど、企業訪問などを通して多くのことを学ぶことができた。充実した日々だった」と振り返った。10時間走達成に「最高の気分です。募金は被災者の皆さんや福祉施設に有効に活用してもらいたい。この10RUNを後輩たちも続けてほしい」と話した。


 三原あかりさん(宮高2年)は初の10RUN。「とてもきついイメージがあったけど、思ったより楽しく走り続けることができた。冷たいタオルなどを差し入れてくれた実行委員会のメンバーに感謝しています」と感想。「私たちが走ったことで募金が集まり、それが少しでも役立つのはうれしいと思うし、挑戦して良かった」と笑顔だった。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!