2013年9月7日(土) 9:00

前年比9倍の91㌧/JA取り扱いマンゴー

あたらす市場出荷で躍進/過去最高を更新


今年のマンゴーはJAの取り扱い高が大幅に増えた(資料写真)

今年のマンゴーはJAの取り扱い高が大幅に増えた(資料写真)

 JAおきなわ宮古地区営農振興センターが取り扱った2013年産マンゴーの出荷量は約91㌧(速報値)と、大不作だった前年(9・8㌧)の約9倍に増えた。過去最高を記録した11年産の33㌧と比べても2・7倍とこれを大幅に更新。従来の市場出荷に加えて、今年から「あたらす市場」に共同選別マンゴーを出したことが実績を躍進させた。販売額は、約1億1100万円に上った。


 出荷量の内訳は、あたらす市場が約20㌧、市場が71㌧となった。


 あたらす市場での共選マンゴー販売は、頻発したクレームの解消や品質規格の統一を目的に実施した。


 おいしさで全国に知られる宮古のマンゴーは、観光客に人気が高い。あたらす市場では、観光客が陳列するのを待って立ち並ぶほどだった。


 津波古昌誠店長によると、昨年10件以上あったクレームは解消。朝取り新鮮で、選別が徹底されたことを理由に挙げる。売上は前年比約3割増えた。


 今年のJAの出荷は、5月20日に始まり8月中旬に終了した。


 最高品質のA品率は約2割と少なく、安いC品と規格外品が約5割を占めた。JAの担当者は「農家によって品質にばらつきがある」と指摘し、今後の課題に「品質の底上げ」を示した。


 販売はあたらす市場が一定の価格だった反面、市場は上下の振れがあった。担当者はあたらす市場での販売を、将来は5割程度に伸ばしたいと話している。


 JAのマンゴー専門部会の加入農家は、前年の約50人から今年は約100人に増えた。