ニュースウィークリー
9月29日～10月5日

２人合わせて「２００歳」／親族ら長寿祝う

　今年百歳を迎えた狩俣恵茂さんと川満マツカマさんの長寿を祝う祝賀会が28日、市内のレストランで、子、孫、ひ孫ら親族が一堂に会して盛大に催された。２人には安倍晋三首相から祝い状が贈られ、長濱政治副市長が伝達した。（９月29日掲載）

宮古高校Ａアベック優勝／宮古地区高校駅伝

　高校駅伝の男子第63回、女子第30回の宮古地区大会が28日、宮古島市陸上競技場を発着点とする男子５区間21㌔、女子５区間15㌔で行われ、男子は宮高Ａが１時間15分１秒で優勝、女子は宮高Ａが１時間０分22秒の大会新で制した。男子４校６チーム、女子３校４チームが出場して健脚を競った。（９月29日掲載）

１０００㌧の出荷目指す／トウガン植え付け

　ＪＡおきなわ宮古地区営農振興センターが本土に出荷している主要野菜トウガンの植え付けが始まった。端境期（冬春期）の出荷野菜で、宮古の同時期の生産量は全国で最も多い。２０１３年度は10戸の農家で出荷量１０００㌧、販売額１億８０００万円を目指す。（10月１日掲載）

「路上寝」取締強化／５万円以下の罰金

　酒を飲んだ帰りに歩道や車道で寝込んでしまう「路上寝」。実はこの行為、道路交通法の禁止行為に当たり、５万円以下の罰金が科される場合がある。宮古島市内では、今年１月から８月末までに４７９件発生しているが、宮古島署は「警告書」の発行にとどめて罰金は科していない。同署は悪質な路上寝行為を繰り返す常習者に対しては罰則の適用を検討している。（10月１日掲載）

高校生を受け入れ／修学旅行さるかの会

　大阪府立吹田東高校の２年生３１６人が１日、修学旅行のため来島した。ぐすくべグリーンツーリズムさるかの会の57農家が２泊の日程で受け入れる。さるかの会は今年度、22校５８００人を民泊で受け入れる。（10月２日掲載）

低炭素社会へ大きな一歩／ＥＭＳ実証事業スタート

　宮古島市全島エネルギーマネジメントシステム（ＥＭＳ、通称・すまエコプロジェクト）実証事業の開始式が１日、市平良庁舎１階のロビーで、下地敏彦市長ら関係者が出席し行われた。（10月２日掲載）

ＡＯ入試で琉大合格／伊良部高の長濱匠君

　伊良部高校の普通科３年の長濱匠君がこのほど、琉球大学工学部情報工学科のＡＯ（自己推薦型）入試で見事合格した。同校から国立大に合格したのは２年ぶり。２日、同校で記者会見があり、長濱君は「合格できてとてもうれしい。将来は介護ができるロボットを作りたい」と夢を語り「これからセンター試験に向け頑張りたい」と意気込む。（10月３日掲載）

爆発・ごう音危険を体感／高圧ガス防災訓練

　宮古地区の高圧ガス防災訓練が２日、宮古島市消防本部で行われた。高圧ガス関係事業所の社員ら約１００人が参加し、燃焼・爆発実験を通してガスの危険性を再確認した。併せて緊急措置訓練を実施、緊急時や災害時の対応を通して防災の決意を新たにした。（10月３日掲載）

外来種の分布情報提供を／市総合博物館

　宮古島市総合博物館は３日、会見を開き、環境省那覇自然環境事務所が作成したパンフレット「宮古諸島の外来種」（Ａ４版、10ページ）を市内の小中学校や希望する市民に配布するとともに、宮古諸島での外来種分布情報を収集していくことを発表。市民に情報提供の協力を呼び掛けた。（10月４日掲載）

キビの害虫イネヨトウ／フェロモン防除開始

　県農業研究センター宮古島支所は、サトウキビの茎を食い荒らすイネヨトウやカンシャシンクイハマキなどメイチュウ類の生息密度低減を目的にフェロモンを使った防除試験を２日、城辺福東と下地川満の畑で開始した。同試験は昨年（平良福山、城辺比嘉）に続いて２年目。今年の試験圃場面積は80㌶（福東40㌶、川満40㌶）と、昨年の40㌶（福山20㌶、比嘉20㌶）と比べ倍増した。（10月４日掲載）

仮装パレードで沿道沸かす／宮高、７日から学園祭

　「台風なんかに負けないぞ」－。宮古高校（川満健校長）は４日、「第21回宮高学園祭」を前に仮装パレードを市場通りや下里通りなどで行った。いろいろなキャラクターに扮した生徒たちが練り歩くと沿道の人たちも大喜びで一緒に歩く子どもたちの姿も見られた。（10月５日掲載）

「大海」所有牛が３連覇／肉用牛肥育コン

　宮古牛まつりの関連行事「肉用牛１００日肥育コンテスト」の最終審査が４日、ＪＡおきなわ宮古家畜市場で行われた。参加牛10頭の体重を測定した結果、上野の「大海」が所有する「ひろふく」号が、１００日間の増体重１４９㌔で優勝した。大海はこのコンテスト３連覇を達成した。（10月５日掲載）