「笑顔カレンダー」完成/2014年版
15日から販売スタート
「来年も福島県の家族を宮古島へ」-。「うむい宮古島」の2014年笑顔カレンダー宮古島がこのほど完成した。今月15日から販売を開始する。笑顔カレンダーは1部500円。収益金は福島県の家族を宮古島に招待する際の資金として活用される。
笑顔カレンダーには、1日ごとに市民の笑顔の写真とメッセージが掲載されている。7月21日と8月17日に撮影会を実施し、延べ400人以上が協力した。
うむい宮古島の会長を務める藤井一郎さんと、理事の前里芳人さん、川上敦さんは13日、完成したカレンダーを持って市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ねた。
この席で藤井さんは、7月24日から5泊6日の日程で行った保養プロジェクトの実績を報告した。8家族34人を宮古島に招待したことなどを紹介し、「1回目の取り組みだったがとても良かった。福島の家族が楽しみにしているので、今後も保養を続けたい」と活動の継続に意欲を示した。
下地市長は「活動、支援の輪が広がっている」と評価し、うむい宮古島の活動の充実に期待を込めた。
笑顔カレンダー初版は4000部を刷った。すでに予約が相次いでおり、前回に続いて好評だという。販売は15日から「TSUTAYA沖縄宮古島店」や「BOOKs きょうはん宮古南店」で開始する。インターネットを使って購入することも可能だ。
藤井さんは「反響がとても大きい。多くの協力を頂いているので、これから活動をさらに充実させていきたい」と話した。