社会・全般
2013年12月5日(木)9:00
跡地利用で3案決定/旧城辺役場利用検討委
交流施設、多目的広場など
宮古島市旧城辺町役場跡地利用検討委員会(照屋秀雄会長)の第4回会議が4日午後、市役所城辺庁舎で開かれ、整備方針として①多目的広場②ミニ総合交流施設③児童館とその他施設との複合施設-の3案に絞り込んだ。次回委員会ではこの3案を盛り込んだ提言書を最終決定する。
委員会では、前回会議で絞り込んだ4案について協議。当初あった福祉関連施設の整備については▽施設の建設(予算含め)をどうするのか▽介護事業を行う民間団体を確保できるのか-など管理運営面での課題を踏まえて断念、方針案から削除することを決めた。
絞り込んだ3案のうち、多目的広場は噴水や芝生を整備して市民がグラウンドゴルフなどで憩える場所を想定。ミニ総合交流施設はゲートボール場、ファーマーズマーケットなどの機能を有する複合施設をイメージしている。
児童館とその他施設との複合施設は、児童館や世代間交流施設、学習塾などが複合した施設を提案する。
この3案に絞り込んだ上で「これ以上絞り込むのは困難」(照屋会長)とする見解で一致。年明け以降に提言書をまとめ、13年度中に市に提言する。