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美ぎ島net
2014年1月12日(日)8:55

おむすびにぎる左右の手の平に/第10回「芸能まつり」

学校と父母、地域間の交流の場/宮古地区PTA連合会


 宮古地区PTA連合会(狩俣勝成会長)は、学校、父母、地域との連携を束ねる組織。36の単Pがそれぞれの活動を通し、子どもたちの健全な教育環境の整備に努める。通称、宮P連の年間の主な行事は、1月の書き初め競書大会を皮切りに4月の宮P広報紙コンクール、5月の定期総会、7月の単P対抗ソフトバレーボール大会、11月の童話・お話・意見発表大会、12月の芸能まつり(隔年)と続く。行事は、会長を中心に役員会(34人)の会議で決議される。昨年10月には、第58回九州ブロックPTA研究大会が沖縄本島で行われ、宮古からも130人が参加した。大会では「親から子へ、未来を切り開く<じんぶん>(知恵)、他者を思いやる<美ら心>を伝え、家族の絆を深め、豊かな心を育む家庭づくりに務める」など五つの決議が成された。狩俣会長は「活動は多忙な面もあるが、人との交わりや子育てに学ぶことなど、得るものが多い」と話す。

 1995年にスタートした「宮P芸能まつり」。隔年開催を続け昨年で10回を迎えた。12月22日にマティダ市民劇場で開催された同まつりは17団体が出場し、真摯に伝統芸能を披露するグループや、YouTubeに配信される軽快なミュージックビデオのカンナムスタイルで会場を沸かせるグループもいた。


砂川小・中学校PTAの「肝高の阿麻和利」

砂川小・中学校PTAの「肝高の阿麻和利」

 砂川小・中学校は「肝高の阿麻和利」を芝居仕立てで演舞、中学生も一緒になってトップバッターを飾った。伊良部中学校は若者のニューファッションで登場、30人余のメンバーが舞台狭しとカンナムスタイルを繰り広げた。鏡原小・中学校は今はやりの「国道508号線」を、赤鬼の話をイメージしてにぎやかに踊った。北中学校は、1970年から80年代のディス

ママもパパも「怪盗少女」に(久松小・中学校PTA)

ママもパパも「怪盗少女」に(久松小・中学校PTA)

コミュージックに乗せてヒットメドレーをダンスで披露した。

 福嶺幼・小・中学校はエイサーで「五穀豊穣」を披露し、子どもたちが社会を潤す人材になれるようなPTAでありたいとの願いを込めた。久松小・中学校は、リズムダンスで大活躍した子どもたちに習ってシニアリズムダンスを披露、父ちゃん・母ちゃんパワーを発揮した。伊良部小学校は「島人ぬ宝」を美しいファッションで伸びやかに披露した。東幼・小学校は子どもたちと一緒に軽快な踊りで会場を沸かせた。

 下地小・中学校は、伝統芸能の「与那覇のヨンシー」や「川満の笠踊り」を披露し、会場を圧倒した。北小学校はカンナムスタイルで会場を沸かせた。南小学校はビギンの「国道508号線」、西辺小・中学校は、あでやかな衣装で山本リンダメドレーを披露した。宮原小学校は地域の人たちも一緒になって「宮原音頭」をにぎやかに披露した。平良第一小学校は、姉妹校の岡山県津山市と50周年の節目にあたり、「和っしょい津山」を音頭で披露した。

 城辺幼・小・中学校は、カンナムスタイルで「お嫁サンバ」、西城幼・小・中学校も同スタイルで「どうにも止まらない」。最後の平良中学校は、「五穀豊穣」「天に獅子」をエイサーで舞い、団結力の強さを発揮した。

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