社会・全般
2014年8月14日(木)9:00
異業種のコラボで成長を
観光協がセミナー開催/羽根氏講話
宮古島観光協会主催の「離島の観光・物産を盛り上げる人材を育てるコラボ成長力育成セミナー」が13日、県宮古合同庁舎で開かれた。人材育成などを行うアクティブラーニング(東京)の羽根拓也代表が、異業種のコラボレーション(共同制作)による成長の可能性などを語った。
同セミナーには、市内の観光、物産関係事業所の担当者ら約20人が参加した。
羽根代表は、新商品開発のポイントとしてコラボレーションを挙げ、山口で開催した食のグランプリで、ピーマン農家としょうゆメーカー、加工業者が手を組み開発した「ピーマンしょうゆ」という商品がグランプリを受賞し、大ヒットした実例などを紹介した。
セミナー前に訪れた伊良部島について「見せ方次第で世界に通用すると思う」とした上で、「沖縄の離島は世界有数の可能性を持っている」との考えを示した。
3、4人が1組になってのグループ討議も行われ、宮古島でのコラボレーションによる新商品開発の可能性について意見を交わした。