2014年9月23日(火) 9:00

華やかに芸能祭/沖縄宮古民謡協会

1000人の観客魅了


「とうがにあやぐ」などで幕開けを飾った沖縄宮古民謡協会の芸能祭=21日、浦添市てだこ大ホール

「とうがにあやぐ」などで幕開けを飾った沖縄宮古民謡協会の芸能祭=21日、浦添市てだこ大ホール

 【那覇支社】沖縄宮古民謡協会(渡真利久信会長)は21日、浦添市てだこ大ホールで第19回芸能祭を催した。芸能祭では7月に開催された第35回宮古民謡コンクール(同会主催)で新人賞・優秀賞・最高賞・グランプリに輝いた計64人の発表と宮古民謡、舞踊など各研究所の日頃の研さん成果を披露。総勢約300人の出演者らは格調高い芸を演じ、1000人余りの観客を魅了した。


 同協会理事全員による歌、三線で「とうがにあやぐ」「大世栄」「池間の主」が荘重に奏でられ、下地ツル舞踊研究所などが舞いを披露し芸能祭の幕が開けた。


 主催者あいさつした渡真利会長は「会員一同、先人から受け継いだ宮古の貴重な伝統芸能文化を発展、保存継承するため、日々研さんを積み重ねていきたい」と決意を述べた。


 次いで各研究所により馴染みの「なりやまあやぐ」「酒田川」「東里真中」などの歌、三線や太鼓・琴合奏が多彩に繰り広げられた。創作歌謡の「ワイドー宮古島」「来間大橋祝橋」「富貴(うやき)繁昌のアーグ」の合唱も会場いっぱいに響かせるなど、26の演目が披露された。


 同コンクールで「伊良部とうがに」を歌い歴代最年少でグランプリに輝いた上野字上野出身の芳山幸巳さん(23)は、晴れの舞台に落ち着いた表情で情感たっぷりに切々と歌い上げた。


 沖縄宮古郷友連合会の古波蔵和夫会長は「厳しい稽古を乗り越えて、宮古民謡への熱い情熱と誇りが実を結んだ成果だ」と受賞者をたたえた。

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