共和産業、丸玄建設を会長表彰/県建設業協
優良従事者に島袋、賀数さん
【那覇支社】県主催の2014年度県建設雇用改善優良事業所表彰式が27日、県庁で行われ、県建設業協会長表彰に3事業所・13個人が選ばれ、宮古地区から共和産業(下地武義社長)と丸玄建設(長田幸夫社長)、優良若年建設従事者の島袋雄次さん(富建)と賀数芳範さん(大米建設)に、下地米蔵会長から表彰状が贈られた。県知事表彰は上門工業(沖縄市)など3社が受けた。
協会長表彰は、建設労働者の雇用の改善に功績のあった事業所や技術・技能の職種で勤務成績が優秀で、他の模範となる勤続5年以上の30歳未満の従業員が対象となる。
下地明和商工労働部長は祝辞で「表彰者は県内の建設業を取り巻く厳しい状況の中、働く環境の整備や雇用の質の向上に取り組まれ、その実績が高く評価された」と激励した。
共和産業の武富和裕専務は「社を挙げての取り組みが評価されて、とてもうれしい。この賞を励みに今後とも多様な業種の下請けも含めた、質の高い雇用の改善に尽くしていきたい」、長田社長は「表彰は会社の48年間の歴史の中で、歴代の社長が築き上げたきた成果であり、感謝したい。平均年齢の若い社員と一緒に頑張って、次は県知事賞を目指したい」とそれぞれ喜びを語った。