05/09
2024
Thu
旧暦:4月1日 仏滅 壬 
社会・全般
2015年2月1日(日)9:00

長年の運航に幕/伊良部・平良

五色のテープで分かれ


高速旅客船「うぷゆう」の最後の便に大勢の利用客が乗り感謝していた=31日午後7時50分ごろ

高速旅客船「うぷゆう」の最後の便に大勢の利用客が乗り感謝していた=31日午後7時50分ごろ

 伊良部-宮古本島を結ぶ離島航路の運航が最終日を迎えた31日午後、「はやて」(川平三秀代表」の「フェリーはやて」と「宮古フェリー」(新垣盛雄代表)の高速旅客船「うぷゆう」が平良港から最終便を運航した。「はやて」は50年余、宮古フェリーは45年の歴史に幕を閉じた。多くの利用客らが五色のテープで見送り、長年の運航に感謝するとともに別れを惜しんでいた。

 船会社のうち、宮古フェリーは離島航路発着場の浮き桟橋で感謝セレモニーを開催した。

 利用客で組織する「宮古フェリー友の会」(冝保定和代表)主催では、新垣代表と砂川恵史朗専務に感謝状、記念品、花束を贈呈し、感謝の意を表した。

 新垣代表は「運航時における利用客の安全、安心を第一に職員一丸となって誠心誠意努めてきた。伊良部航路事業は本日で終了するが、一つの責任と使命を果たすことができた」と強調した。

 その上で「長い間の職務の中でたくさんの方との出会い、感動があり、私どもの大きな収穫、宝ものである」と礼を述べた。

 引き続き宮古フェリー主催で行われ、新垣代表が「うぷゆう」の仲松直治船長ら社員12人に感謝状、記念品、花束を贈った。

 五色のテープが乱舞する中、「うぷゆう」は伊良部に向け離岸した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月7日(火)9:00
9:00

宮古馬、ビーチで啓蒙活動/観光客らに事故防止呼び掛け

下地与那覇の前浜ビーチで5日、宮古馬を同伴した水難事故防止活動が行われた。宮古島署地域課、市地域振興課の職員ほか、宮古馬2頭、馬の飼育員が参加し、観光客や市民にライフジャケットの適正着用などが記されたガイドブックを配布して海での事故防止を呼び掛けた。

2024年5月7日(火)9:00
9:00

「 また絶対来たい 」/思い出とともに帰路へ

連休最終日・宮古空港 最大10連休となった今年の大型連休は6日、最終日を迎え、宮古空港はUターンラッシュのピークとなった。南国の自然を満喫した観光客や里帰りした人たちが、大きな荷物と思い出を土産に帰路に就いた。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!