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ニュースウィークリー
2015年2月8日(日)8:55

2月1日~2月7日

ニュースウィークリー
2月1日~2月7日

新時代の幕開け/伊良部大橋が開通

 伊良部大橋が31日、開通し、新しい時代が幕開けした。宮古本島側で同日午後1時から開催された開通式典では、松本洋平内閣府大臣政務官、翁長雄志知事、下地敏彦市長、各界各層の招待者など約1000人が参加。曇り空の下、記念植樹、同時進行のテープカット・くす玉開披に続き、渡り初めでは親子三世代の3組を先頭に力強く踏み出し、全員が満開の笑顔を見せていた。(2月1日掲載)

夢の実現を盛大に祝う/大橋開通記念祝賀会

 「橋を架けたい」と願い続けた島の住民の40年来の夢が31日、実現した。伊良部大橋の開通の日を迎えた住民らは「感無量」と喜びをかみしめ、関係者とともに祝杯を上げた。市が主催する祝賀会で、伊良部架橋促進期成会の元会長の奥濱幸雄さんは「離島苦解消の瞬間であり、貴重な歴史の1ページがめくられた」と感慨深げに話し、島と宮古本島を結ぶ長さ3540㍍の大橋開通を祝った。(2月1日掲載)

大漁祭りでにぎわう/佐良浜・島の魅力体感

 伊良部大橋開通記念イベント大漁祭りが1日、佐良浜漁港周辺の特設会場で始まった。カツオ漁船の船首から岸壁で集まる市民らに向かってカツオやシビ(キハダマグロの幼魚)のぶつ切りを投げ込む伝統「オオバンマイ」では、島の人のほか、伊良部大橋を渡って島に訪れた観光客や宮古島の住民が参加してにぎわった。(2月2日掲載)

植え付け始まる/15年産葉タバコ

 2015年産葉タバコの植え付け作業が始まっている。生産農家は順調に生育した苗をマルチ張りされた畑に植え付け、今期産の豊作に期待を込めている。昨年月の播種に始まり育苗、苗の仮植えを経て本畑への移植となった。各生産農家は「AP-1」という機械を使って植え付け作業を行っている。(2月3日掲載)

久貝、松原自治会に施設用地費支払いへ/市議会臨時会

 宮古島市議会臨時会が2日に開かれ、市提出9議案をいずれも原案通り可決した。久貝、松原の両自治会が法人格のある地縁団体に移行したことに伴い、基金に積み立てて管理される予定だったスポーツ観光交流施設の用地購入費6030万円を両自治会に支払う一般会計補正予算案など関連議案については、一部議員から反対意見が上がったことから挙手による採決を行った結果、賛成多数で可決した。(2月3日掲載)

崖下ごみの撤去に着手/市が城辺友利で

 海岸線の崖下に不法投棄されたごみの撤去作業が始まっている。対象現場は城辺の海岸線3カ所で、ごみの量は推定1350㌧。現在作業を行っている城辺友利の海岸線崖下には大量のごみが散乱しており、長年にわたって投棄されてきた形跡がくっきりと残されている。市は複数の投棄者の氏名と住所を特定、呼び出して指導する方針だ。(2月4日掲載)

クルーズ船を購入、運航へ/はやてが4月スタート

 伊良部大橋の開通を受け、宮古島と伊良部島間の一般旅客定期航路事業を終了した「はやて」はこのほど、船底に海中展望ラウンジを装備したクルーズ船(総㌧数619㌧、最大定員300人)を購入し、4月以降に八重干瀬ツアーなどを行う計画進めている。(2月4日掲載)

フェロモンチューブを設置/イネヨトウを防除

 サトウキビに被害を与える害虫イネヨトウを交信かく乱法で防除するフェロモンチューブ設置作業が4日、平良福山地区のキビ畑をトップに始まった。作業班長などのほかに、宮古特別支援学校高等部の生徒8人、職員5人が参加した。宮古島全島の防除対象面積は6050㌶で国内最大規模とされる。総事業費約4億円。(2月5日掲載)

全国俳句で特選と入選/新城君と砂川さん

 NHK全国俳句大会ジュニア(幼児)の部で、福嶺幼稚園の新城武蔵君(5)の作品「くわがたはかぶととけんかうれしそう」が特選に選ばれた。新城君は4日、宮國博教育長に「(2匹のけんかは)テレビで見た。俳句は大好き」と受賞を報告した。同幼稚園の砂川碧李(あおい)さん(4)の「さとうきびかぜにふかれてすずしそう」も入選した。(2月5日掲載)

那覇-宮古線の運賃大幅値上げを否定/JTA・ANA

 日本トランスオーシャン航空の内間康貴取締役が5日、宮古毎日新聞社を訪ね、那覇-宮古線の運賃について、民事再生法の適用を申請したスカイマーク(SKY)が同路線から撤退した後も、同社参入前の運賃に戻すことはせず、一部の便で数百円程度の値上げを行うにとどめることを明らかにした。全日空(ANA)も同日、本紙の取材に対し、現時点で運賃変更の計画はないと語った。(2月6日掲載)

ロックの魂次世代へ/宮古で育成プロジェクト

 オキナワンロックを次世代へ引き継ぐプロジェクトが宮古島で動き出す。3月に沖縄ロック界の重鎮で宮古島市出身のかっちゃんこと川満勝弘さんほか、伝説のロックバンド「紫」のメンバーらが来島して記念ライブを開く。人材育成のためのロック講座も市内に開設する予定だ。(2月6日掲載) 

下地市長、低価格運賃の継続を要請/JTAとANAに

 宮古、八重山圏域の5市町村で構成する「美ぎ島美しゃ市町村会」会長の下地敏彦宮古島市長と漢那政弘石垣市副市長は6日、那覇市の日本トランスオーシャン航空(JTA)本社と全日本空輸(ANA)沖縄支店を訪ね、那覇と宮古・石垣を結ぶ航空路線の低価格運賃の継続について要請した。(2月7日掲載)

沖糖が操業3日間休止/ハーベスター稼働が低下

 沖縄製糖宮古工場は6日から8日までの3日間、操業を一時休止している。悪天候でハーベスターの稼働が低下し、サトウキビの原料確保が難しいことが原因。同工場は「天気の回復を見ながら9日から再開したい」と話している。同工場は5日午前で原料搬入をストップしたが、宮古製糖城辺工場は搬入を続けている。(2月7日掲載)

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