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行雲流水
2015年6月30日(火)8:55

「宮古春秋会」(行雲流水)

 宮古春秋会(会長・島尻弘)では、県立学校長との教育懇談会を催し、各学校の現状等の説明を聞いた。その一端を紹介したい

▼宮古特別支援学校(校長・喜久山強)の、幼児部から高等部までの在籍者数は66名で、職員数は78名である。「明るく、素直で、逞しく」(きれいに咲こうよ!きれいに咲かそうよ!)がモットーで、子どもたちの将来の自立・社会参加をめざす。施設、環境はおそらく日本一である

▼伊良部高校(校長・平良智枝子)は、地域に根ざし、地域を拓く学校を目指し、「海神祭」等の地域行事にも参加した。進路決定率は90~100%。伝統的に男子バレーボールは強いが、昨年はETロボコン県大会でも優勝した

▼宮古総合実業高校(校長・具志堅三男)は「小さい宮古島の100年後の『生命の水』と『食』を守るプロジェクト」で未来開拓賞を受賞した。海洋学科には船長や機関長を目指すロマンがある。商業科は簿記や電卓検定での高い合格率を誇る

▼宮古工業高校(校長・伊志嶺秀行)は「凡事徹底」を推進し、ものづくり教育の実践を通して心豊かな人格形成を図る。全国エコデン大会5連覇の伝統を受け継ぎ、専門性を充実させる。昨年の進路決定率は96%

▼宮古高校(校長・本村博之)は知・徳・体の調和の取れた教育を目指す。昨年は琉大10名、県外国公立大学5名、それに有名私立大学に合格者を出したが、全般的には、生徒の自立的努力は不十分である。部活動は盛んで、高校総体でウエートリフティングの福里悠が全国を制覇した。

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