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ニュースウィークリー
2015年11月22日(日)9:01

【ニュースウィークリー】11月15日~11月21日

子牛生産安定継続に懸念/TPP大筋合意説明会

 JA沖縄中央会は14日午前、日本や米国など12カ国が大筋合意した環太平洋連携協定(TPP)交渉の妥結内容を宮古の畜産農家や関係者に説明した。農家からは「子牛の生産地として今後、安定した生産が継続できるのか」と不安を口にし、政府に10年、20年先を見据えた子牛の安定生産に向けての法制化を要望した。(11月15日掲載)

たらま村マラソン360人が出場/完走率は97%

 「楽しく走ろう 歴史が見える島 多良間島」をテーマに第18回たらま島一周マラソン大会が14日、同島一円で行われた。最長24・3㌔のAコースは宮古島市の加持岳志(43)が1時間37分34秒で初優勝を飾った。同コースの女子は東京都の塚本恭子(39)が1時間53分25秒で3連覇を達成した。大会には4部門に360人が出場、350人が完走(完走率97%)した。(11月15日掲載)

卒業50周年盛大に祝う/宮古高17期同期会

 宮古高校17期卒及び定時制9期卒の卒業50周年を祝う会が14日、市内ホテルで盛大に催された。宮高OBの南秀同窓会が主催した祝う会には、県内外からの参加も加えた各同期250人近くが参加し熱気溢れた。(11月16日掲載)

学習活動の成果披露/生涯学習フェスタ

 「さがしてみよう 笑顔になれる学びの場」をテーマに14日に開幕した第11回市生涯学習フェスティバルは15日、市中央公民館でメーンイベントの舞台発表が行われた。多彩な演目に総勢約200人が参加。各公民館の講座受講者らが、歌・三線など学習活動の成果を披露し、観客らは生涯学習の大切さを実感した。(11月16日掲載)

在宅医療と介護連携を/「輪」が開所

 宮古島市の地域医療と介護の連携の輪を広げ、より充実したサービスの提供を目指す「在宅医療・介護連携相談室『輪』rin」の開所式が16日、同相談室が開設された旧休日夜間救急診療所で行われた。式では、関係者がテープカットを行い開所を祝った。(11月17日掲載)

公共施設の統廃合進まず/市行財政改革

 宮古島市の行財政改革を重点的に進める第2次集中改革プラン(2010年度~2014年度)最終報告で、各地区にある公園や公民館などの公共施設は「引き続き直営」で行うことが示された。合併10周年を迎えたものの、合併のメリットの一つである公共施設の統廃合が進まない状況が改めて浮き彫りになった。(11月17日掲載)

「県TPP農業対策本部」設置/JA沖縄グループなど

 JAおきなわとJA沖縄中央会、県農林水産部は17日、那覇市のJA会館で記者会見を開き、政府が10月にTPP(環太平洋経済連携協定)交渉で大筋合意したことを受け、「県TPP農業対策本部」(本部長・新崎弘光JA沖縄中央会長)を設置したことを明らかにした。(11月18日掲載)

RAC臨時便の対応求め「依頼書」/多良間の牛生産農家

 宮古和牛組合多良間支部は17日、琉球エアーコミューター(RAC)が機材不良のため欠航となり、10月の肉用牛競りが延期になったことに対し、「生産農家は予定していた収入が得られず、飼料などの経費がかさんだ」などとして、伊良皆光夫村長と森山実夫議長に「依頼書」を提出した。(11月18日掲載)

伊良部島の観光地整備へ/市計画策定委が発足

 宮古島市は伊良部島の新たな観光のあり方を計画する、伊良部地区観光地整備総合計画策定委員会を18日発足させた。伊良部大橋開通で、伊良部島への観光客の増加が見込まれることを受けて設置。具体的かつ実効性のある計画策定に向け①伊良部観光における課題抽出②観光地整備としての方向性の把握③潜在ニーズの掘り起こし-を観光客や住民などへのアンケート調査を実施し把握する。(11月19日掲載)

狩俣君ら3人表彰/宮古地区善行児童生徒

 宮古地区退職校長会主催の2015年度善行児童生徒表彰式が18日、宮古教育事務所で開かれ、善行児童・生徒に選ばれた狩俣新君(砂川小6年)、砂川遼太朗君(砂川中3年)、仲地楓華さん(福嶺中3年)に、多くの人の模範となってきたことなどをたたえ賞状が贈られた。(11月19日掲載)

子牛、1頭平均過去最高67万円/肉用牛競り

 JAおきなわ宮古家畜市場の2015年11月期肉用牛競りが19日開かれ、子牛1頭平均価格は過去最高額の67万4208円で競り落とされた。最高額の更新は3カ月連続。平均キロ単価も2674円とずば抜けて高い。今月は成牛を含めて2億4200万円を売り上げており、11カ月連続で2億円販売を達成した。(11月20日掲載)

ハートフェア開催利用者の力作紹介/宮古病院

 11月の精神保健福祉普及月間に伴う県立宮古病院の「第12回ハートフェア」が19日、同病院で開催された。デイ・ナイトケア利用者や入院患者が丹精込めて作った手工芸品が展示販売されたほか、利用者たちの日ごろの活動も写真で紹介された。会場には病院関係者や利用者の家族らが多数詰め掛け利用者たちとふれあいながら、楽しいひとときを過ごした。(11月20日掲載)

宮糖多良間で「火入れ式」/キビ操業の安全祈願

 宮古製糖多良間工場で19日午後、「火入れ」の儀式が行われ、関係者が2015-16年期サトウキビ製糖操業の安全を祈願した。長濱哲夫専務は「生産農家の皆さんが育てた大事なサトウキビを良い製品にするためにも無事故、無災害の操業を行いたい」と期間内の安全操業を呼び掛けた。(11月21日掲載)

高腰城跡の復元を要請/比嘉自治会など10団体

 比嘉自治会など10の団体でつくる高腰城跡に関する要請団は20日、市役所平良庁舎を訪ね、下地敏彦市長に県指定文化財で13~15世紀ごろのグスク(城)とされる「高腰城跡」の復元とその周辺に宮古島市立総合博物館の建設誘致などについて要請した。(11月21日掲載)

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