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2016年1月9日(土) 9:05

那覇に学生寮が開所/県が建設

高校ない離島生徒対象/定員120人、多良間中3人内定


高校のない離島から沖縄本島の高校に進学する生徒の学生寮が完成した=8日、那覇市東町

高校のない離島から沖縄本島の高校に進学する生徒の学生寮が完成した=8日、那覇市東町

 【那覇支社】県は8日、那覇市東町に建設した県立離島児童生徒支援センター(愛称・「群星寮(むるぶしりょう)」の開所式を行い、多良間島など県内23離島の15市町村長や議会議長、教育長、学校関係者など約130人が出席し、完成を祝った。高校のない離島から沖縄本島の高校に進学する生徒の寄宿舎(学生寮)と小・中・高校生の交流拠点して2013年度に着工。昨年12月に完成した。沖縄振興一括交付金を活用した総事業整備費は11億2000万円。


 同センター入口前でのテープカットが翁長雄志知事や喜納昌春県議会議長、関博之内閣府政策統括官、泉川良範県教育委員長、外間守吉県離島振興協議会長(与那国町長)の5人により執り行われた。


 翁長知事は「離島から夢と希望を持って入寮する生徒一人ひとりが輝く星として切磋琢磨しながら成長するという思いが込められている。本島で迎える15の春に安心して旅立ち、充実した高校生活が送れるように県もしっかりと取り組みたい」と話した。


 島尻安伊子沖縄担当大臣(代読・関博之統括官)は「離島市町村長から相談を受けて県とも調整した思い入れのある施設であり感慨深い。島を離れた子どもたちが安心して学び生活ができる場を提供し、先輩や後輩、保護者などとの交流拠点としての役割を果たすよう強く願う」と述べた。


 外間会長は「長い間、待ち望んだ施設の開所を迎え、国や県、関係者の尽力に深く感謝する。保護者の経済的負担の軽減や安心して子どもを預けられることで精神的負担の緩和が図られ、離島の定住促進に寄与するものと大いに期待している」と話した。


 同センターは鉄筋コンクリート造り5階建てで、延べ床面積は3249平方㍍、敷地面積は1272平方㍍。1階は交流室や研修室、学習室兼食堂、事務室、教育面談室、寮監室、2~4階は寮室(120個室)、談話室、洗濯室、シャワー室などを完備する。5階は備蓄倉庫、受変電室。室内には監視カメラや在室管理システムを導入し、安全面に配慮した。


 定員は120人(男女各60人)・1学年40人。昨年9~10月の入寮募集に50人の応募があり、今春進学予定の多良間中学校の3年生3人を含め40人が内定。現在、高校在学中の1、2年生19人とともに3月中に入寮する。


 施設見学を終えて、多良間村議会の森山実夫議長は「驚くほど素晴らしい設備だ。島を離れる子どもや子を見守る親の不安も解消され、本当に良かった。村民も喜んでいる」と話した。

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