社会・全般
2016年1月10日(日)9:02
多良間楽しかった/宮古市の交流団
村民が歓送迎会
【多良間】多良間村を訪問している岩手県宮古市の交流団の歓送迎会が7日、同村コミュニティー施設で行われた。受け入れ家族や村民らが参加し親睦を深めながら双方の絆を改めて確認した。
交流団は5日に来島。製糖工場を見学し、出来立ての黒糖を味わったり、シュノーケリングを楽しんだりした。
伊良皆光夫村長は「宮古市と多良間島の先人が結んだ絆を、これからも大事にしていこう」と呼び掛けた。
訪問団で宮古市教育委員会の高橋秀和さんは「サトウキビの食べ方も教えていただくなど、いろいろな事を体験した。震災後初めて、子供たちは海で泳いだと思う。楽しそうな笑顔が見られて良かった」と話した。
歓送迎会では、受け入れ家族による「あしびなー」や、宮古市の交流団による「サーモンダンス・宮古アイヤ節」がそれぞれ披露され盛り上がった。
最後は、池城三千雄教育長の「万歳三唱」で、末長い交流を誓い合った。
交流団は8日午前の飛行機で帰路に着いた。