04/26
2024
Fri
旧暦:3月18日 友引 庚 
産業・経済
2016年1月27日(水)9:05

今期の初荷570㌧出荷/宮糖城辺工場 

当初予定の12日遅れ


ベルトコンベヤーで船倉へ流し込まれる初荷の粗糖=26日、平良港第2ふ頭

ベルトコンベヤーで船倉へ流し込まれる初荷の粗糖=26日、平良港第2ふ頭

 今月6日に今期の製糖操業を開始した宮古製糖城辺工場は26日、サトウキビを原料に製造した粗糖(原料糖)を初出荷した。初荷は約570㌧で、今年2回目の出荷となる同社伊良部工場の730㌧とともに横浜に向けて出荷された。悪天候による収穫の遅れから当初予定より12日遅れの初出荷となった。

 今期は製糖操業開始後、降雨のためハーベスターによる収穫ができない日が多く、これまでの搬入された原料のうちハーベスターで収穫したものが約6000㌧だったのに対し、手刈りは約9000㌧だった。平均糖度は13・24度で基準糖度帯(13・1~14・3度)内の品質を維持している。

 初荷となる粗糖は、工場から大型トラックで平良港第2ふ頭へ次々と運ばれ、ベルトコンベヤーを通して貨物船の船倉へと流し込まれていった。

 宮古製糖の饒平名健二農務部長は「雨のため収穫が遅れ、出荷も遅れてしまったが、品質はこれからさらに良くなると思う」との考えを示した。粗糖の積み降ろし作業を担当する平良港運の砂川勝義社長は「農家が丹精を込めて育てた、大事な黄金の砂糖を安全輸送でしっかりと運びたい」と語った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!