2016年3月21日(月) 9:04

地域スポーツで意見交換/県身障者陸協主催

世界マスターズ金の譜久里氏ら


ワークショップで意見を述べる(左から)譜久里氏、喜納氏、下地氏=20日、市社会福祉協議会平良支所

ワークショップで意見を述べる(左から)譜久里氏、喜納氏、下地氏=20日、市社会福祉協議会平良支所

 19日に開催された「MIX陸上クリニック宮古島」の関連行事としてワークショップ(主催・県身体障害者陸上競技協会)が20日、市社会福祉協議会平良支所で開かれた。2015年世界マスターズ陸上400㍍リレー金メダリストで「アスリート工房」代表の譜久里武氏らがパネリストを務め、地域スポーツ活動の取り組みをテーマに意見を交わした。


 ワークショップには譜久里氏のほか、今年の名古屋ウィメンズマラソンの車いす大会で2位に入賞した喜納翼氏と県身体障害者陸上競技協会事務局長の下地隆之氏がパネラーとして、佐良浜中学校教諭の西里太志氏が司会として参加した。


 譜久里氏は「アスリート工房」で身体障害者と健常者の合同イベントを定期的に開催していることを紹介。現在、県には陸上競技協会と身体障害者陸上競技協会があり、同じ競技を行っていても障害者と健常者で所属団体が異なるためにつながりがない状態となっている点を弊害として挙げ、「イベントを通して双方の交流を深めていきたい」と話した。


 下地氏は、身体障害者競技には多くの種目があるものの、各地域に十分に浸透していない現状を説明し「知られていない種目も多い。イベントを通して紹介し、地域で気軽に楽しめる環境を作りたい」と語った。


 喜納氏は、一般の陸上競技に比べ車いす陸上は装備などで費用が高く、経済的負担の大きさに今後への不安を感じていることを明かしながらも「頑張っていればいつか、誰かに協力してもらえるのではと思っている。今の環境でできるベストを尽くしていきたい」と語った。

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