2016年4月12日(火) 9:01

【行雲流水】(住みよい宮古に)

 地域の「住みよさ」を判断するとき、その土地の風土や文化が基本的な観点になるだろうが、今日、生活者にとっては、産業や雇用、医療や介護、保育や教育の充実度が重要な評価の指標になる


▼ところで、宮古の「住みよさ」の評価は人それぞれだが、その状況の向上は市民みんなの切なる願いである。その意味で、先週、本紙に掲載された二つのニュースはとても喜ばしい


▼ひとつは、「宮古島・伊良部島」が、GW家族旅行の人気上昇の全国第4位にランクされたということである。他の調査でも、県内人気観光スポットとして与那覇前浜ビーチが国内3位、外国人投票で2位にランクされている


▼もうひとつは、市ジュニアオーケストラ(団長天野誠、団員40名)が欧州での演奏旅行を行ってきたということである。同オーケストラはフランスやドイツで演奏会を開いている。ドイツでは音楽学校オーケストラとの日独親善コンサートも開催している。もともと吹奏楽は盛んな地域であるが、天野夫妻の指導による、子どもたちのバイオリン演奏にはコンサートのたびに市民が感銘を受けている


▼ピアノを学ぶこともできる。日舞や琉舞のすぐれた指導者もいる。珠算も盛んである。速読学習院もあって全国でも上位の成績を収めている。子どもたちには学ぶ機会を有効に活用させたい


▼ところで、本地域には、過疎化に象徴される現実があり、大人にはさまざまな課題が課されている。子どもたちの可能性を十分に開花させるためにも大人の英知が求められる。