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2016年11月9日(水) 9:05

宮総実 全国大会で準優勝/絶品うまいもん甲子園

グルクンを特製味噌に/地元愛詰まったバーガー


「ご当地!絶品うまいもん甲子園」の全国大会で準優勝に輝いた宮古総実チームの左から上原さん、棚原さん、川田さん=8日、宮古空港

「ご当地!絶品うまいもん甲子園」の全国大会で準優勝に輝いた宮古総実チームの左から上原さん、棚原さん、川田さん=8日、宮古空港

 全国の高校生が地元の食材を生かした料理を競い合う「第5回ご当地!絶品うまいもん甲子園」の全国大会がこのほど、東京で開催され県代表で出場した宮古総合実業高校の地元に対する愛情が詰まった作品が見事準優勝に輝いた。8日夕に宮古空港で行われた報告会では、出場した食と環境科フードクリエイトコース3年の川田美琴さん、上原紫音さん、棚原千祥さんが笑顔で喜びの報告を行った。


 同大会は、食や農林水産業を通じて高校生の夢を応援し、地域を盛り上げ日本を元気にすることを目標としている。


 今回は全国の地区大会に120校から390チームが出場。全国大会にはそのうち予選を勝ち抜いた宮総実を含む9校が優勝を目指して調理とプレゼンテーションに挑戦し、審査員が作品を試食して審査が行われた。


 宮古総実は、宮古味噌に伊良部島のアギヤー漁で取ったグルクンの身や日本そばを加えた特製味噌を使ったライスバーガー「Uh~米(ウーマイ)ぷからすバーガー味噌仕立て」を出品した。


 審査の結果、宮総実は準優勝3チームの一つに選ばれ「水産庁長官賞」を受賞した。

 
 受賞について3人は「まさか、賞を受賞できるなんて考えてもいなかったので『ビックリ』よりも『えーっ』という感じだった」と感想を述べた。


 受賞したライスバーガーについては「伊良部島に伝わるアギヤー漁が存続の危機と聞いて、なんとかそれを応援したいと思った。そのためには漁師たちが取ったグルクンをもっと消費することが必要と考えて、グルクンの身を特製味噌に活用した。これからも開発する料理を通して島の課題を解決する手助けができればうれしい」と、3人は笑顔になった。


 県大会を制した同校のライスバーガーは、期間限定で来年2月7日から県内のファミリーマートで販売される。