2017年5月21日(日) 9:04

「宮古島の誇りだ」/比嘉の世界王座に沸く

大応援団、喜び爆発/プロボクシング


 宮古工業高校の卒業生が世界の頂点を極めた。20日の世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ。同級1位の比嘉大吾(21)は前王者のファン・エルナンデスにTKO勝ちし、世界チャンピオンのベルトを巻いた。世界王座獲得の瞬間を目に焼き付けた大応援団は「大吾はすごい。宮古島の誇りだ」と喜びを爆発させた。



 6回終了間際。エルナンデスがマットに沈むとレフェリーが試合を止めた。次の瞬間、会場は一気に興奮のるつぼと化した。比嘉はコーナーポストに立ち、両手を高々と突き上げて王座獲得をアピール。目にはうっすらと涙を浮かべた。


 リングでマイクを握った比嘉は「みんなのおかげです」と感謝し、「絶対に倒して(ベルトを)取るつもりだった。試合に懸ける思いは強かった」と話した。


 憧れの元世界王者で所属する白井・具志堅スポーツジムの具志堅用高会長と同じ年でチャンピオンになった。「偉大な先輩と肩を並べることができて本当にうれしい」と感慨深げに話した。


 これに具志堅会長は「心配はしていたが、信用していた。大吾はチャンピオンになると約束してくれたから。最高の試合だった」と愛弟子の快挙を手放しでたたえた。


 会場にいた応援団も、宮古島でテレビ観戦した人も喜びに沸いた。


 比嘉が3年間通った宮古工業高の伊志嶺秀行校長は「感激、感動している」と大喜び。前日、全校生徒に校内放送で応援を呼び掛けたと言い「先輩の偉業は、後輩たちの大きな刺激になる」と世界の頂きに立った卒業生の活躍をたたえた。


 その宮古工業でボクシングを教えた元プロボクサーの知念健次さんは、試合会場で教え子が世界へ羽ばたく瞬間を見守った。


 「感無量です。こんな良い試合展開でチャンピオンになるなんて…。大吾はプロ中のプロだ」と絶賛。「もっともっと強くなってほしい」と飛躍を期待した。


 また、比嘉の試合で「私自身、もっと多くの選手を育てたいと思った。意欲が湧いてきた」と話し、新たな世界チャンプの育成に取り組む決意をにじませた。


 試合会場で観戦した下地敏彦市長は「ノックアウトの瞬間は、会場が総立ちですごい歓声だった。比嘉大吾は宮古島の誇りだ。凱旋パレードを計画したい」と興奮気味に話していた。

  • 宮古島の人口

    平成31年4月1日現在

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