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社会・全般
2017年9月16日(土)9:05

66人の長寿祝う/宮古南静園

最高齢者は101歳


(手前)カジマヤーを迎えるお年寄りたちは風車などで飾られた車いすに乗って参加した=15日、宮古南静園の公会堂

(手前)カジマヤーを迎えるお年寄りたちは風車などで飾られた車いすに乗って参加した=15日、宮古南静園の公会堂

 宮古南静園(新城日出郎園長)主催の2017年度敬老祝賀会が15日、同園公会堂で開催された。全入所者66人が70歳以上の長寿を迎え、盛大な祝福を受けた。舞台では、子供たちが元気いっぱいの踊りを披露するなど、お年寄りたちを元気づけた。



 最高齢は女性の101歳。数え年97歳の長寿を祝う「カジマヤー」は女性が3人。米寿が14人。平均年齢は86・3歳(同日現在)。


 冒頭、知念一副園長は「人権を奪われ、生まれ故郷から連れ出され、ご家族に会うこともままならない日々は、筆舌に尽くせないほどのあまりにも過酷な時だったかと思う」と述べた。


 その上で「皆さまがこうして一堂にそろって、お祝いの場を設けることができたのは、皆さまの精神力と生き抜くたくましさのたまもので、ここに深く敬意を表したい」と語った。


 宮古福祉事務所の野原勝所長は「これまで皆さまが歩んでこられた道のりは、まさにいばらの道のりであり、そのような厳しい状況に耐え、いくつもの困難を乗り越えたことに深く敬意を表する」と強調し、ハンセン病に対する正しい知識の普及啓発や偏見・差別のない社会に取り組んでいく姿勢を示した。


 次いで市議会の棚原芳樹議長(代読)が祝辞を述べた。


 舞台では、趣向を凝らした創作舞踊や琉球舞踊などが演じられ、お年寄りたちを最後まで楽しませた。


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