04/27
2024
Sat
旧暦:3月18日 友引 庚 
スポーツ
2018年2月5日(月)9:00

比嘉、1回KO勝ち/WBCフライ級

15連続KOでV2/故郷で日本最多に並ぶ


15戦連続KO勝ちの比嘉大吾=4日、県立武道館

15戦連続KO勝ちの比嘉大吾=4日、県立武道館

 【那覇支社】世界ボクシング評議会(WBC)世界フライ級タイトルマッチが4日、那覇市の県立武道館で行われ、世界王者の比嘉大吾(宮古工業高卒、白井・具志堅スポーツジム)が同級9位の挑戦者、モイセス・フエンテス(メキシコ)を1回2分32秒KOで下し、2度目の防衛に成功した。比嘉は15戦連続KOを達成、同郷の浜田剛史が持つ日本記録に並んだ。沖縄での世界戦で日本人の敗戦が続くジンクスも覆し、37年前に具志堅用高会長が敗れた雪辱も果たして見せた。

 比嘉は1回、右のカウンターでチャンスをつかむと、右のボディーブローからアッパーをつなぎ、最後は右ストレートを腹に打ち込んで倒した。

 圧巻のKO劇。最初のカウンターが決まると、大歓声とともに「大吾」コールが沸き起こった。地元の声援を背にした比嘉はフエンテスを一気に攻め立て、わずか1回で決着を付けた。

 勝利インタビューで比嘉は「せっかく来てくれたのに1ラウンドで終わってすみません」と茶目っ気たっぷり。「沖縄の試合で勝ててうれしい」と笑った。

 決定打となった右ストレートについては「手応え十分だった」と自賛し、15戦連続KOの達成には「これからも倒すことにこだわってやっていく」と連続KOの更新に意欲を見せた。

 比嘉は浦添市出身。WBAライトフライ級元王者の具志堅に憧れ、宮古工業でボクシングを始めた。

 高校時代には県総体フライ級を制すなど大器の片鱗を見せた。

 卒業後、白井・具志堅スポーツジム入り。2014年にプロデビューすると15年7月にWBCユースのフライ級王座を獲得。16年7月には東洋太平洋同級王座に就いた。17年5月にWBCフライ級世界王座を奪取。同年10月に初防衛。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!