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2018年3月3日(土) 8:54

【行雲流水】(反故にされた合意)

 2月25日、韓国平昌での冬季五輪が終わった。日本選手の活躍ぶりに目が離せない2週間であった。オリンピックという華やかな国際イベントの舞台となった韓国だが、その興奮も冷めやらぬ27日にただならぬ事態が起こった。朴槿恵前大統領に対する懲役30年という求刑が新聞、テレビで大きく取り上げられた


▼朴前大統領はいわゆる慰安婦問題を外交手段として外遊した20カ国すべての国で日本の悪口を言いふらした。その結果日本人の嫌韓感情は増幅するばかりで今日でも止むことはない


▼2013年から始まった「告げ口外交」の目的は「慰安婦問題に対する心からの謝罪と責任ある処置」であったが日本はいずれも解決済みだとしている。しかし、韓国政府はそれを受けいれることはなかった。ところが2015年12月に日本と韓国の政府間で「慰安婦問題の最終的かつ不可逆的な解決」の取り決めがなされたのである


▼その不可逆的な解決をしたはずの慰安婦問題を韓国はまたもや国際社会で再燃させた。派手な報道はなかったが文在寅現政権の外交部長官が国連人権理事会での演説で慰安婦問題の解決のための努力は不十分であったと述べたといわれ「実質的に慰安婦問題の韓日合意を履行しないとの見解を表明したものと解釈される」(朝鮮日報 日本語版デジタル)と報じられている


▼これに対して日本政府は「日韓合意で問題は解決済みと強調するとともに『慰安婦の強制連行はなかった』と日本政府の立場を改めて強調した」(共同通信28日配信)


▼慰安婦問題で日本をおとしめることに躍起となっている韓国の行為は「嫌いな人を孤立させるために、周りの人々に悪口をふれ歩く韓国人特有の行動パターンだ」と言われている。