2018年4月25日(水) 9:00

宮古産「茂北福」の本数増加/17年度宮古地区

販売1位は「球美乃花」/県種雄牛精液払い下げ実績


県種雄牛としての地位確立が期待される宮古島産の「茂北福」(県畜産研究センター提供)

県種雄牛としての地位確立が期待される宮古島産の「茂北福」(県畜産研究センター提供)

 県宮古家畜保健衛生所はこのほど、宮古地区における2017年度県種雄牛凍結精液払い下げ本数の実績をまとめた。2年連続1位は966本を販売した久米島産「球美乃花」。2位は伊江村産「福福波」、3位は宮古島産「茂北福」の順だった。上位3頭の父は宮古島市平良で生産された名牛「北福波」。その北福波の精液の払い下げは、17年度をもって終了した。


 球美乃花は父に北福波を持ち、母の父は青森の「第1花国」の優良系統。前年度の実績と比べると439本少ないが、子牛生産能力が高く、17年度も多くの繁殖農家に支持された。


 2位の福福波の精液は439本販売された。産肉能力の優秀さが県内外に知れ渡り、最高傑作牛とも称される北福波の最初の後継牛だ。母の父は「福桜」。


 昨年の県枝肉共進会では産子が1位と2位を独占した。県畜産研究センターによると、県外での枝肉成績も優れており、産子の競り値も跳ね上がっている。


 販売3位は宮古島市城辺生まれの「茂北福」。400本販売された。母の父は名牛「平茂勝」。福福波同様に、今後の飛躍が期待される種雄牛で、産子の高い増体能力から市場での子牛価格も良好だという。


 宮古島生まれで人気もあり、払い下げ本数900本のうち、400本が宮古で使用されたという。


 これら上位3頭の産子は今後の枝肉市場で評価を受ける。結果次第だが、種雄牛としての地位の確立と知名度上昇が期待される。


 販売4位は「富士久」の220本。5位は宮古島産の「光北福」で、155本の販売実績だった。


 光北福は、枝肉重量、脂肪交雑(霜降り牛肉を生産する能力)の遺伝的能力が父の北福波を上回る実績を残しており、ここ数年高い評価を受けて精液の販売本数を伸ばしている。


 県種雄牛凍結精液の払い下げ本数は、2008年度から14年度まで北福波が7年連続で1位だった。払い出し本数は13万本以上とされ、歴代県種雄牛の中で最も利用されている。

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