04/27
2024
Sat
旧暦:3月19日 先負 辛 
社会・全般
2019年7月4日(木)8:55

丸い目が愛らしく/リュウキュウアオバズク

ベランダで2羽


丸い目をぱちり開け、元気に育つひな=3日、市内の公共施設のベランダ

丸い目をぱちり開け、元気に育つひな=3日、市内の公共施設のベランダ

 市内の公共施設2階ベランダで2日、フクロウの仲間のリュウキュウアオバズクのひな2羽が確認された。近くの樹木では親鳥が天敵が近づかないように見張りを強化。ひなは愛らしい丸い目をぱちりと開け、親鳥の愛情をたっぷり受けて健やかに育っている。

 公務員の男性職員(43)が2日、ベランダを掃除中に見つけた。男性は掃除を中断し、ひなが巣立ってから実施することにした。

 男性は「親鳥はコンクリートベランダに営巣し、卵2個を産んだと思われる。ひなは元気にふ化したが、誰も気付かなかった。偶然にひなを発見したので、巣立つまで職員たちと一緒に見守りたい」と話した

 親鳥の頭部はマスクをかぶったように黒い。卵からかえったひなは全身白っぽい。成長するにつれて毛が生え替わり、暗褐色の模様が目立つようになる。成鳥は全長29センチ。

 フクロウは夜行性。親鳥はひなを育てている時は、街灯に集まる昆虫を空中でキャッチし、その昆虫を運んでひなに与えたりする。

 巣立ったひなは、親鳥から餌をもらうために木の枝で過ごし、餌の取り方を学習する。親子で並ぶ姿はほほ笑ましい。ひなが自分で餌を取るようになるといよいよ独り立ちだ。

 奄美大島以南の南西諸島に留鳥として、一年中生息する。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!