2019年7月17日(水) 8:58

野鳥の飛来環境整備へ/環境省

来月上旬 池間湿原水域拡大に着手


8月上旬から仮設作業道路整備が着手される=16日、平良の池間湿原

8月上旬から仮設作業道路整備が着手される=16日、平良の池間湿原

 那覇市にある環境省沖縄奄美自然環境事務所は8月上旬から、国指定池間鳥獣保護区保全事業に着手する方針。池間湿原に仮設作業道路を作り、水面下の堆積物を除去し、鳥類が集団で飛来して過ごしやすい水域を拡大する。16日、同所への取材で分かった。


 同所によると、この事業は6年計画を予定し、今年度は工事費に2200万円を投じる予定。


 工事は池間湿原野鳥観察台近くから進め長さ160メートルの仮設作業道路を石積みで整備。道路先端部分を含めた一帯のしゅんせつは180立方メートルを計画している。しゅんせつ工事完了後、仮設作業道路は撤去される見通し。


 同所は現状の課題で「特に渡り鳥等の利用率が高い池間湿原では、近年腐植土の堆積や抽水性水草・外来植物の繁茂等による環境の劣化に伴い、確認できる鳥類数が著しく減少している」と指摘している。


 この湿原は、島のほぼ中央にあり、県内最大で、宮古唯一の淡水湿原。面積は約38ヘクタールあり、島の面積の約13%を占める。


 島の北側にある池間湿原は、かつては天然の入江だった。1964(昭和39)年以後、池間漁港のしゅんせつ工事の本格化に伴い、大量の泥土や砂れきなどが入江方面へ投入された。公有水面の大部分は埋め立てられ、取り残された北側部分は孤立化し、雨水の影響で淡水化した。


 その後、水草の繁茂で陸地化が進み、水域は狭くなった。それが原因で、渡り鳥の飛来が減少している。

  • 宮古島の人口

    令和元年8月1日現在

    宮古島市 54,728 人
    27,562 人
    27,166 人
    世帯数 27,657 軒
    多良間村 1,134 人
    605 人
    529 人
    世帯数 518 軒
  • 天気


  •  

    2019年7月
    « 6月   8月 »
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    28293031  
  • 社団法人日本新聞協会

    • 日本新聞協会2