2019年10月9日(水) 9:00

市教委 来間小を廃校へ/来年3月、下地小に統合

地元反発「納得できない」


来間小の廃校方針が示された学校規模適正化地域説明会=7日、来間小学校

来間小の廃校方針が示された学校規模適正化地域説明会=7日、来間小学校

 市教育委員会(宮國博教育長)は7日、来間小学校で学校規模適正化地域説明会を開き、来年3月末で同校を下地小に統合した上で、廃校にする方針を示した。集まった保護者や地域住民は猛反発。「なぜ廃校ありきなのか」「乱暴なやり方で納得できない」と怒りの声を上げ、休校にするよう強く要望した。教育委員会は「持ち帰って検討する」と述べるにとどめた。17日開催の定例会で議論した上で方針を決定し、住民らに報告する。


 来間小の児童は現在3人。うち2人は6年生のため、来年3月に卒業を迎える。島内に幼稚園児は1人いるが、同小に入学するかは未定という。


 教育委員会は、学校規模適正化基本方針として「来間小・下地小は、中学校の結果を見守り統合の時期について速やかに決定する」とあることを説明。「複式学級の解消が目的。教育環境改善のために統合が必要」と理解を求めた。


 地域住民の女性は「中学校の時も合意形成がないまま強引に進められた。教育委員会のやり方には不信感がある」と批判した。


 参加した男性は「地域の中心は学校。太陽のような存在だ」と学校の存在意義を訴えた。子育て世代が複数移住を検討していることを挙げ、「様子見として休校にしてほしい」と求めた。


 休校にした場合のデメリットとして教育委員会は、現在中学生に行っている送迎などの通学支援が、手薄になることを示した。


 説明会には宮國教育長をはじめ、野原敏之教育長職務代理者、渡久山ひろみ委員、下地信男教育部長、下地美明教育総務課長らが出席した。


 2014年に来間中学校を統合・廃校にした際にも地域住民らは、強く反対した。合意形成がない一方的な決定だとして自治会やPTA、老人クラブなどが方針を改めるよう要請したが、統合は進められた。

  • 宮古島の人口

    令和元年10月1日現在

    宮古島市 54,752 人
    27,579 人
    27,173 人
    世帯数 27,740 軒
    多良間村 1,126 人
    602 人
    524 人
    世帯数 515 軒
  • 天気


  •  

    2019年10月
    « 9月    
     12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    2728293031  
  • 社団法人日本新聞協会

    • 日本新聞協会2