宮古毎日新聞(電子板)の試読はこちらから|宮古毎日新聞社

2019年11月28日(木) 8:54

【がんずううやき】砂川 ミチエさん(95歳)(城辺字砂川)

ブーンミで健康


砂川ミチエさん

砂川ミチエさん

 国指定重要無形文化財の宮古上布は、宮古島産のブー(苧麻)というイラクサ科カラムシから作った糸が使われている。苧麻から糸を績(う)むことをブーンミ(苧麻績み)と呼ぶ。


 砂川さんのブーンミ歴は40年以上。「好きなブーンミが健康の秘けつです。糸に撚(よ)りをかける道具に糸車があります。その糸車は私の大事な財産の一つです」と笑顔で語った。


 2017年11月、全国重要無形文化財保持協議会による宮古島大会が開催された。砂川さんには、宮古上布保持団体の発展振興に尽力しているとして、感謝状が贈られた。


 かつて砂川さんの庭には涼み場があった。


 砂川さんは「旧暦8月15日の十五夜には、目の前にある砂川神社には参拝する人が多かった。友人や知人が涼み場に集い、皆で歌を歌ったり踊ったりして楽しんだ」と振り返る。


 23日に満95歳の誕生日を迎え「とてもうれしい」と満面の笑み。


 庭の一隅にユスクギー(イスノキ)が2本育つ。この樹木は、宮古上布を仕上げる作業工程で使う「木づち」の材料にも用いられる。


 子供1人。
 1924(大正13)年11月23日生まれ